まずは番組でも紹介した『花、香る歌』
韓国の伝統芸能であるパンソリ(唱い手と鼓手の二人だけで綴られる音楽)を題材にした作品です。
訪韓の際に歓迎の場で何気なく聴いていた"パンソリ"。
映画を観てパンソリに対する意識が大きく変わったし、歴史を知ることでとても勉強になりました。
時代が時代なら容易なことも、大きな苦しみを伴わなきゃならない主人公を見てると涙が…
歴史に名を残した実在の人物を演じるのはきっと大きなプレッシャーだったと思いますが、スジの演技が本当に素晴らしかったです
そしてスジの師匠を演じたリュ・スンリョンのなんとも言えない草臥れた演技(褒めています!)には胸が締め付けられました。
2人がとにかく素晴らしかったのと、ストーリーの面白さ、加えて映像もとても美しいので、是非映画館で観てほしいです
ちなみに4月23日(名古屋は30日)から公開になったばかりですよん
そして今日はもう一本オススメが
すでにDVD化されている映画『国際市場で逢いましょう』です
舞台になっているのが最近私の中で胸アツな"釜山"ということもあり借りてきました
ファン・ジョンミン主演の家族史なんですが、こちらも涙無しには見られない作品でした。
朝鮮戦争や軍事政権、ベトナム戦争という過酷な時代の中、ただひたすら家族の為に生きる男性(家長)を描いています。
最後の方のシーンで主人公と奥さんが互いに『なんで私(俺)と結婚したの?』と聞くシーンがあるのですが、いい意味で男女の価値観の違いが表現されていて実にいいシーンでした。
2人がなんと答えたのかは劇中で確認してくださいね
いい映画に出会えた時は本当に嬉しいです。
皆さまも何かオススメの映画があったら教えてくださいね~