マロンが亡くなってから

1週間が経った

 

5日間

自分の体の中に

どれほどの水分があるのだろうかと思うほどに

泣いて泣いて泣きつくした

 

寝ている間以外は

ずっと泣いていて

眼だけではなくて

顔中腫れあがっていたことと思う

 

何を見ても

何を考えてもすぐに涙があふれた

 

マロンは私にしかなつかなかったので

常に自分の視覚範囲内に私を入れていて

お散歩はノーリードでも問題なく

 

家の中では

少しでも私の姿が見えないと

探し回っていたので

 

時々隠れて

面白がったこともあった

 

だから・・・

 

亡くなった時に

私から離れなくて

虹の橋を渡れなかったらどうしようと

心配で心配で

毎日泣きながら

「マロン君

いつか私も行くから

虹の橋を渡ってね」

言いつづけた

 

泣き続けて5日

 

6日目の朝

 

昨日まであれほど泣いていたのに

朝起きると、涙が出ず

妙にすっきりした気分だった

 

ああ

きっとマロンは虹の橋を渡ったんだ

 

 

確信した

 

ので

 

 

マロンのグッズを整理し始めた

 

親バカで

マロンのグッズは山のようにある

ペットシーツも大量にある

 

夏用、冬用とマロン基地や毛布、シーツなどのものは

匂いを消すために

粉せっけんで長時間のつけおき洗いで

少しずつマロンの匂いが消えていく・・・

 

必要最小限で

購入していたマロンのフード類も

今年の能登半島の地震で

何かあった時用に

フードもおやつも

大量購入した

 

メルカリで見ると

高額で取引されていたが

ブログでフォローしている

動物愛護団体に全て寄付する

 

驚くことに

薬も大量にある

具合が悪い時がたくさんあったからね

これは、廃棄しかないな

 

 

急性膵炎からの誤嚥性肺炎

 

ひょっとしたら

生き延びられたかもしれないけど

 

でも

 

来年?

再来年?

 

いつかは

同じような悲しみが訪れるわけだから

この時を選んでくれたんだよね

 

気持ちがすっきりすると

不思議と

仕事の依頼が次々と入ってくる

 



私は

マロンの思い出を抱きしめながら

前に向かって歩いていく

 

思い出を抱きしめながら