お借りした本の、またまた感想など。


ひとつめは堀江貴文さんの、「本物のお金持ちと結婚するルール」


“本物のお金持ち”と結婚するルール―ホリエモンの恋愛講座/大和出版
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もう一つは小説「成金」です。


成金/徳間書店
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お友達はホリエモン好きなようで、ほかにも以前から沢山のホリエモンさんの本をお借りしています。


1冊目の本物のお金持ちと結婚するルール、読んでみた感想を3行でまとめてみましょう。


モモスム的に要約するとこうなります。


お金持ち、それも小金持ちでない桁外れと結婚するには浮気・セックスレスは当たり前。結婚前は女の魅力で男をつり結婚後は女として見られたいとかそういう欲を捨てて子育てとか別のベクトルに幸福を見出そう。そうすれば安定した金に困らないセレブ妻になれる。


賛否両論異論あると思いますが、大体こんな内容でしたでしょうか?


様々な意見聞きかじるのであれですが、


ここでいうホリエモンさんの知り合いのお金持ちとは、いわゆるニューリッチ?2000年当時のIT社長とか成り上がり外資系金融の純日本人(過去にモテてない)とかなのかなぁ?と思いました。堀江さんに近いお金持ちの人たちのことかな?と。堀江さんとお酒飲んだり仲良くしたりしてるお金持ち。


そうじゃないタイプもいろいろいますもんね。


で、男は自分は浮気するのはいいけど妻に浮気されるのが嫌だっていう事も書いてあったのですが、それは確かに!ホウボウからお伺いします。知ってる経営者の人もそんなようなこと言ってたし、浮気しなそうな、裏切らなさそうな相手だから結婚したんだよねーとか言ってた方もいたし。


「セシルのもくろみ」に出てくる裕福な奥様も、こんな感じの旦那様にストレスがあるからライバルに意地悪しちゃうのかしら。


でも、上手に子育てとか読モに幸福感をシフトしてるから堀江さんの書いてることとピッタリあってるなぁ。旦那との関係性はまったく小説内に出てこなかったし不倫してたし皆旦那以外に好きな人いたし・・・


でも、そこを飛び越えてNYとかのアッパー・イーストサイドとか行くとまた違った常識があるらしいですしね。


モナコ・コートダジュール・アマルフィなどのお国柄・地域柄別セレブの皆様でも違うようですし、


ねぇ、女の人生っていうのは、得してみたり損してみたりなんでしょうかねぇ。

(小説2本読んでそう思っただけですw)


心心心


「成金」も読みやすくてすぐに読んでしまいました。昔は噛み砕かないと読解できないような難解なものにも果敢にチャレンジしていましたが、子育て中なのでこのくらいの小説が有難い?


ですが、続きが気になってシチューをグツグツしながら読んでたぐらい面白かったです。


舞台はITバブル前後の日本・トーキョー・渋谷。


頭のいい新世代の男たちがその頭脳と好奇心を使って起業・敵対的買収を繰り広げる、ケタ違いのお金の話。そこにわかりやすいリベンジストーリが組み合わさり、懐かしい時代描写が加わり(ブルセラショップとかコギャルとかね)、イキイキとしたキャラクター達が動き回る。


これ映画化しても面白そう!とか思ったんですが、あえて少し前の年代の設定だと衣装とかいろいろ大変そうだよな~なんて思います。コギャルもそうだし、厚底ブーツとか今どこに在庫があるんだろう、って。


もしかしてもう映画化されてるのかしら。昭和とかだとVFXとかセットも作りがいありそうな気がしますが、微妙ですよねこの時代って・・・


でも、援助交際の描写読んでて思ったんですけど、女の方もしたたかなひといっぱいいますよね。


だって、浮気しない、都合のいい、可愛い女だぜ!とおもって成り上がりの男性が結婚して可愛い子供まで成した相手の女の人の過去が実は・・・なんて話も聞いたことありますし、


女は男の人みたいにペラペラまわりにそんなこと言わないんですよね。浮気を武勇伝みたいに。バレたら死活問題ですから。でも仲の良い人にそうっと打ち明けたいみたい。


心心心


この二つ、合わせて読むとまた面白かったです。


堀江さんが小説内で書いてる感じのお金持ちと結婚したかったら上記の本が役立つ、まさにそんな感じ?