先日、上野学園中学高校時代の友人達とのコンサートを開催しました。
毎回お世話になっているカフェの入店可能人数は25名と制限がありましたが、昨年は無観客だったので、ほぼ身内のみのお客様とはいえ友人家族の皆さんや母に観てもらえたのは嬉しかったです
今回私が歌ったのは、
・マルティーニ作曲「愛の喜び」
・ヘンデル作曲 歌劇『リナルド』より「私を泣かせてください」
演奏順番はくじ引きで決め、私はなんと1番!
この会では皆ピアノの演奏で声楽は私1人なのでだいたいいつも中間で歌っていたので、トップバッターで歌うのはなんだか新鮮でした
30数年前、私達は東上野の片隅で毎日音楽に囲まれて過ごしていました。当時は曲を楽しむとか味わうなんて気も余裕もなく、ひたすらレッスンと年に数回の試験の為に曲を浚っていたように思います。でもその6年間が音楽の基礎を作ってくれました。
大人になり生活環境の変化に伴い音楽から少し離れ、今回のコンサートで久々に人前で演奏するという人もいました。私も声楽のレッスンを10年以上休んでいた時期があり、お稽古を再開した時は息も続かず声も出ませんでした。でも数年で戻り、そのうちに以前より声も出てフレーズも長くなり、今回の2曲も含め学生時代に歌うのにただ必死だった曲も味わいながら楽しめるようになりました。基礎は大事。
人生を支えて豊かにしてくれる音楽(私にだって酒以外の趣味もあるのです
)、そして卒業して30年以上経っても友人達と集まってコンサートが出来る喜び。これらはあの東上野での日々があったからこそ。そこはやはり両親に感謝せねば
終演後、友人達と記念撮影
今回も楽しい会となりました。みんな、どうもありがとう
来年は通常通りに戻って、また同級生達にも観に来てもらえたらいいな



