安堂ロイド・沫嶋黎士⑬【本編 1話-D】日9 10/13 | 木村拓哉芝居研究所

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木村拓哉ではない人々の存在自体を、偏見・受け売り・見ていないのに「何をやっても」と知ったかぶり・違いも解らない低知能・嫌いだから叩きたいだけ・四流ネガキャン記事の執拗な印象操作・洗脳・先入観による理不尽極まりない迫害から守るため、命を懸けて分析します

まだまだまだまだここに付け足します。途中です。




◆空港◆

19分38秒~23分26秒

ラプラスを一目で暗殺者と見抜いた


黎士、ふと足を止める。グランドホステスの制服を着た女が出迎えに立っている。
無表情に――ラプラスである。

『お待ちしておりました。沫嶋黎士様』

▲伏線▼

「君が僕を殺す予定の人…」

『驚かないんですね』

黎士、何故か嬉しく笑う。恐れるどころか、何処か嬉しそう。

麻陽を守れるという自信なのか?

『殺されるのに、笑うのですか?』

「いや、科学者の性でぇ。っていうか自分の理論が、正しいと、嬉しくて。『だしょう』って感じ」

『理解不能です』

「いや『だから言ったでしょ』、の略なんだけど。判んないかな。

(思い付く)あ、予想通りだった!!っていう、そういう感じ」

『理解不能です』

「だろうね」


『では、喜んで殺されて下さい』

「そのリクエストには応じられない。あいにくだが、僕には護らねばならない人がいるんで。

命をかけても」


『あなたの命はあと45分16秒。未来は既に決定しています』

「いやだから僕は未来を変えるためにここに来たんですよ。ここには外部からハッキング出来ないように設定した監視カメラが数百台置いてある。

あっ、それからっパスポートなんですけど、シュレッダーにかけてきました。

だから君が予定している方法で、君が僕を殺すことは、出来ない」


ラプラス、黎士のパスポートを取り出す。

『我々に不可能はありません。監視カメラも、ウージングアウトで我々の姿を捉えることは出来ません。IQ245の割には、考えが甘いですね』

▲伏線▼

▽参考△

 ■移動はすべてOOZING OUT

まるで風景からにじみ出る(OOZE)かのように瞬間移動。敵アンドロイドたちも同様にして現れ、麻陽に襲い掛かる。

★OOZING OUT (ウージングアウト)
アンドロイドが、風景の中に“にじみ出てくる”こと。瞬間移動のようなもの。プラントル・グロワートの特異点?人間はウージングアウト出来ないが、アンドロイドが作り出す“滲んだ空間”(ウージングアウトした空間)に入り込むことは可能。ただし、その中に入り込んでしまったら、人間界からは見えなくなってしまう。

★★★【修正された文章】

ウージングアウトは、物理定数が、“ほんの少し違う世界”に入り込む、もしくは作り出すことで、この世界の人たち(黎士や麻陽の住む世界=以下“A”とする)から見えなくするステルス技術のひとつ。“ほんの少し違うだけ”なので、こちらの世界(A)からは見えないが、ウージングアウトした人たちからは向こうの世界(A)が見える。“マジックミラー状態”と考えると簡単かもしれない。
というわけで、ワープするわけではないが、物理定数が違うので向こうの世界(A)とぶつかるわけではない。黎士や麻陽がブンと現実の人間とすれ違ったりしたのはそのせい。
アンドロイドはワープしたりできるわけではないが、人間よりも速いスピードで移動できるのでぶつからない世界は便利であり、結果として最高速度で移動することが出来、その結果、瞬間移動したように見える。
地面をすりぬけず、相手からはみえず、こちらからは見える物理定数の違う世界という実用的なものは、1チャンネルしか実用化されていない。したがって万能ということではない。

※ステルス(stealth)「隠密」、「こっそり行うこと」という意味。

★2113年の世界
2113年と2013年がワームホール(※)で繋がっている!?
行き来をしているのはアンドロイドだけなのか?
(※ある1点から別の1点へと直結するトンネル)

★歴史をねじ曲げた沫嶋黎士
沫嶋黎士は“歴史をねじ曲げた”ため、2113年の警察機体(サイバーポリス)に殺された。沫嶋黎士の死は、破壊された歴史の修復作業のひとつ?

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「ウージングアウト…(吐息だけの声で呟く)」

黎士「えっ…

あ、なるほど。(▲伏線▼ 黎士は元々何かを知っている)

そうかじゃぁ…

んー。(少し考える)では仕方ない。君を倒すしかないな」


『君を倒す?どうやって?』

黎士の目付きが殺気に満ちる。

黎士「勝つまでやる。何度でも。何度でも!! うんーそれだけのこと」

ラプラス『生きていればの…ことですね』と笑い、次の瞬間、黎士に銃弾を何発も撃ち込む。

崩折れる黎士。

「はっ! あっ! 」 


『(時計を見て)予定時刻より早いですが、死体の消滅だけ、歴史に合わせておいてあげます』

「あっ、うっ、









くっ、ふぐっ、きゅっ、



その時、即死したはずの黎士の指が動く。

よろよろと立ち上がろうとする黎士。

▲伏線▼

「k勝つまでやるって言ったろ」

愛する人を思う黎士は、麻陽とのお決まりのポーズである、スペシウム光線のポーズを取ってみせる。


『理解不能です』淡々とトドメを撃ち込むラプラス。

崩折れる黎士。


▲伏線▼

息絶える直前、僅かに微笑む黎士。

★★★★★この微笑みも、かなり謎に関わっている!!!








【本編 1話-E】へ続く