東日本大震災から6年。


震災により被災されました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。


今日は改めて被災地に
心を寄せていたいですね。




先週末、福島に行ってきました。


沿岸部・浜通り地区の
いわき市、広野町、楢葉町、富岡町へ、
ちょうど一年ぶりです。


線量計を見て
色んなことを思いました。


長くなるので数回に分けますね。


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まずは朝、いわき市に入りました。

この日はマフラーがいらないくらいの
暖かさで、風もなく穏やかな日。

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JRいわき駅の様子です。

今年で市制施行50周年のいわき市では
沢山ののぼりが飾られていました。

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駅から程近いコミュニティラジオ局、
SEA WAVE FMいわき。

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地元の方によると、震災当時
利用できるガソリンスタンドの場所や
支援物資の情報などを知る、
本当に貴重な情報源として機能したそうです。

もちろん今も
コミュニティFMとして放送中。

ちょうど私が訪れた時もOnAir中でしたよ。



市内の沿岸部・四倉地区へ移動して、
こちらは道の駅「よつくら港」。

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愛称が「浜風香るシーサイド」とあって
海が目の前です。

地図で見ると
その近さがよく分かるかも。
(中央の現在地が、よつくら港です)

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お土産店や飲食店などが入った建物は
現在は整備されて綺麗ですが、

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館内の写真を見ると
当時の被災した様子が分かります。

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館内にはこれ以外にも
沢山の写真がありました。


建物2階から見えるのは、
震災以降もずっと
海開きを行っている四倉海水浴場。

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今年は近くの薄磯海水浴場も開かれ、
市内3カ所で遊泳できるようになるそうです。


本当に綺麗な海だったので
子供たちの賑やかな声で
活気づく海をまた見に来たいと思いました。




少し移動して、隣の久之浜地区へ。


訪れたのは
「いわき市地域防災交流センター 
久之浜・大久ふれあい館」。

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昨年3月に供用された
3階建ての津波避難ビルで、
普段は支所や公民館として機能。

災害時は約260人を収容できるそうです。


特徴的なのは、このつくり。

ガラス張りによって津波の力を分散し、
万が一の場合にも2階、3階部分は
維持できる構造になっています。

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ビル内部の柱もより強度のある
ハの字造りとなっていました。

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内部の様子です。

部屋ごとに仕切られた避難所。

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非常時の会議スペース。
(平常時は図書コーナー)

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これ以外にも
授乳室やエレベーターの造りなど
様々な点で住民の方の声が反映されていて、
立派な避難ビルでした。


こうした点が、地元への帰還の
一要素になるとも感じます。



次は広野町、楢葉町、富岡町について
書きますね。


ここまで読んで下さり
ありがとうございました。