すたにすらふすきーと、りー・すとらすばーぐ。 | 悠里の徒然のんびり日記

悠里の徒然のんびり日記

役者、勝又悠里の日常をなんとなーく綴ります。
ときどき、テレビの中に生息中!
『劇団くりびつてんぎょう』も主宰補佐として、がんばっています!(=゚ω゚)ノ

イベント公演のセリフの中で何回か出てきてた、スタニスラフスキー。
メソッド演技を確立した人なのですが、そういえばちゃんと知らないかも?

・・・と、思ったら家にリー・ストラスバーグがわかりやすく解説した本があった(笑)

大学のテキスト。
読んでないのバレバレである( ̄◇ ̄;)

いや、読んだよ?
ただ、授業で全然使わないし、600ページもあるし、和訳した文だから長くて読みにくくて早々に挫折したのさ。
しかも、大学当時は
「メソッドなんて知るかーぃ
理論で片付けられるなら全員名優になってるわー!!( д )」
なーんて思ってたわけです。
言ってることわけわかんないし、知らない戯曲の例出されてもピンとこないし。



ところが、どっこい。
この歳になって読んでみると、意外と面白い。
今までわかんなかったことが、わかるようになってるのです。
つまり、失敗した実体験があるから、なぜそれがダメだったのかを文章化したものの理解ができたのですね。

実際触って火傷しなきゃ沸騰したヤカンの熱さがわからない、みたいな。

そりゃ、経験の浅い大学生に渡してもダメだわよ。
しかし、意外とイイ仕事してんじゃないか映画学科(笑)
もちろん、600ページを集中して読破する体力がないので、秘技ナナメ読みを発動。

と、いうわけでここ数日はやや座学の演技論にハマり中。
もちろん、その通り出来るほど器用な人間ではないので100%取り込もうなんて思っちゃいない。
頭で考えて芝居出来るほど頭良くない。
でも、なんかプラスになるものあればいいなぁ、みたいな( ´ ▽ ` )

知らなくても売れてる人は売れてるし、上手い人は上手い。

でも、私は売れてもないし上手くもないから、少しでも何かを仕込んでおかないと!・・・と思うわけです。


結局のところ、イベント公演の神山の台詞に集約される。

「俺は売れなきゃヤダーーーー!!!!」
。゜(゜´Д`゜)゜。