酪農家に生まれて獣医師になって30年。
私が生まれてから
乳牛の乳量は、
2倍出るようになりました。
これって、
とてつもなくすごいことなんです!
乳牛は
子牛を育てる為に乳を出すので、
子牛が飲む分だけ出れば良いのです。
それを、
人間がたくさん出るように改良して行ったのです。
というようなことを
前回のYouTube動画
#60 牛はスーパーアスリート?!
でも話していました。
今回は、
そんなことを話していたら
「それって優秀なものしか残さないってこと・・」
という話になって、
ハッとした・・・。
そっかぁ〜
私の中の違和感はそこだったんだ‼️
2:6:2の法則?!
働きアリの2割は
超優秀でそれらが中心に動く。
6割は、
ちゃんと言われたように働く。
残りの2割は、
働かない!
面白いことに、
働かない2割を排除して
残りの8割だけで
群を構成すると
働き者だけで構成されるから
みんなが働くのかと思ったら、
やっぱり
2割が働かなくなるそうだ。
そんなことを、
進化生物学者の長谷川英祐氏が
「働かないアリに意義がある」
という本で書かれていたのを読んだことがある。
一定数の働かないものが出て来るってことは、
自然界でみたら必要ってこと。
働くものだけがいるという
生産性だけを考える人間。
休息するもの
バランスをとる
意味合いを持つものがいるのだろうなあ・・
”いきとも”7か条の
その⑤
みんな違ってみんないい❣
ということを大事にしたいなと
娘の成長をみていてもそう思う。
私は
娘が大きくなった時に
そのような世の中になっていて欲しいから
”いきとも”を広めて、
”いきとも”をふやしたいです。