UNEUNE 3
『―うねうねは常にうねうねでありうねうねし続ける。
そこにうねうねがある限り人は生き、欲に生きる人間にうねうねは黙っていない。
目を閉じて想像せよ。
うねうねの世界を創造せよ。
自らの命を構築するうねに感謝せよ。
集え。称えよ。崇めよ。
ハレルヤ……そう。
つまり絶対の至福における愛に勝る存在。
それが……UNEUNE 』
逆に何が何だか分からん!
うねうねってどれだけ偉いの!?
そして、更に歌詞が流れました。
『これで終わるよ~♪
う~ね~う~ね~う~ね~♪
う~ね~う~ね~う~ね~♪
今日も明日もうねうねしよ~♪
それじゃあ、また明日~♪
お別れの挨拶をしよう~♪
うねうね~!』
挨拶までうねうね!?
こうして、僕の心の中はむなしく、その場をやり過ごすのでした。
僕は落胆のあまりに場所を替え、あゆみと歩きます。
結局、彼女とはさまざまな場所を回り、僕は振り回される一方でした。
そして、自分たちの学級へ戻り、本日も学園祭の一日を過ごしました。
〔つづく〕
登場人物
草薙 香 主人公 健忘症が病的な高等部二年
真田刃(剣) 香の親友(ある事情で兄を演じる香の彼女)
宮司 破魔 眼鏡の学級委員長
西藤あゆみ 迷惑な同級生 時に不思議なことをする
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草薙香の小説 グランディオーソ の紹介と登場人物
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