私がセーラー服のおさげ髪だった頃
田舎の中学校の合唱部で
パートはメゾでした
毎日の放課後
主な練習はパート練習
音楽室でパート毎に
ピアノ、オルガン、時には鍵盤ハーモニカを使って
(たいてい隣室からは吹奏楽部の楽器の音が…)
大事なのは正しい音で歌うこと
世の中には
楽譜を見ただけでスラスラと歌えてしまう才能の持ち主もおいでですが
そんな才能の無い私は
繰り返し歌って覚えるしかありません
メゾは
ソプラノとアルトの間に挟まれ
難しい音も多いです
他のパートにつられない為には
他の音を聴かずに
自分の音を信じて進むしかない
本気でそう思っていました…
その先の合わせる楽しさも
少しずつわかって来るのですが
自信の無さからつい自分の声ばかり聴いてしまう
未だに
えーソレって
中学生の時から成長していない ていうこと
過去を振り返っている場合ではありません
演奏会はすぐそこです
練習も佳境に入り
先生のお言葉の数々が胸に沁みます
今回は特に
横山潤子 編曲の「上を向いて歩こう」の
素晴らしいアレンジの部分
3パートとピアノの掛け合い
自分が楽しく歌うことしか考えてないんじゃない?
聴き合って
個人でなく全体で響きを作り合う
その中で自分がどんな位置に居るのか
瞬時に判断して進んで行く
全体を聴きながら進む
ゆりで
合わせることの楽しさが
すごーく奥の深いものであることを実感しています
演奏会当日
最高の響きでホールをいっぱいにしたいです
文責〈熊〉
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