○想い○ | 奥ゆりオフィシャルブログ「YURI-style」Powered by Ameba

○想い○

こんばんわ



東京から

名古屋へと

帰ってきました。



名古屋駅に到着して

なんだか唖然としました。



・・・というのも、


つい1時間半ほど前にいた

東京では、


節電のために

駅のエスカレーターが

止まっていたり、


電車の本数が減っていたり、


駅で流れている

ニュースを立ち止まって

真剣に見ている人たちが

いっぱいいたのに、


名古屋では

何事もなかったように

何も変わらない日常が

待っていました。



同じ日本なのに。



どうしてこうも違うんだろう。



そんな気持ちで

いっぱいになりました。



私にできることは

何なのだろう。



そんな気持ちで

いっぱいです。




昨日は

堂本光一さん座長の舞台

『Endless SHOCK』を

見るために

東京へ行っていました。



世の中がこんな状況ですが

通常通り公演するとのこと。



新幹線のチケットも

ホテルも前々からとっていたので

公演があるならばと

行ってきました。



予定通り13時から開演なので

少し前に行って

座席に着席。



しかし、

いつもなら満員の客席も

空席が目立ってました。



周りの人の話も

今回の震災の話題。



「本当にこんな状況でやるの?」

「公演休止になると思ってた」


こんな言葉が

たくさん聞こえてきました。



13時になり

客席も静かになったときでした。



舞台関係者の方が出てきて

「私がこうして出てきたということは

みなさまも理解していただけると思います」



この言葉で

「あっ、休止なんだな」って

すぐにわかりました。



女性の方が

一生懸命に

お話をしてくださり、

お客様もみんな納得の様子。



世の中がこんな状況だから

仕方のないこと。



節電と言われている中

当たり前のことです。



誰一人として

文句を言う人もおらず

お話が終わると

会場には拍手が。



その後

座長である光一さんが

舞台上に出てきて

20分ほど挨拶をしてくれました。



「今日の公演のために

出演者は準備を整えていました。


実は11日の地震で

セットが倒れたり壊れたりで

大変な状況でした。

でも今日の公演にむけて

スタッフが余震の続く中

必死に修繕し、

公演ができる状況にまで

持ってきてくれました。


それなのに

余震の続く状況の中

急遽公演の中止を決定いたしました。

公演中止は

悔しい気持ちでいっぱいです。」


「こういう状況だからこそ

今自分にできることを

しっかりと考えて

行動していきたいです。」



このような挨拶でした。



光一さんの挨拶の途中、

緞帳が上がると

そこには出演者全員が立っていました。



悔しそうに泣いているメンバーや

ずっと下を向いているメンバー。



何度も何度も

「本当に申し訳ありません」って

頭を下げる姿に

「謝ることじゃないのに・・・」って。



とっても辛かったです。



またみんなが笑えるときがきたら

そのときに素敵な最高のショーを

見せてほしい。


だから今は

自分にできることを

第一にしよう。


そんな想いでいっぱいです。



挨拶も終わり

帰ろうと思ったら、

関係者の方から


「急なことなんですが、

この後お帰りになるお客様を

ロビーで光一さん本人が

お見送りしたいとのことなので・・・」

というお知らせが。



順番にロビーに出て行くと

光一さんの姿があり、

一人一人の目を見ながら

握手をして挨拶を

してくれました。



帝国劇場に設置してあった

募金箱には

みんな次々に

協力していました。



私ももちろん、

些細な金額ですが

少しでもチカラになればと

協力してきました。




そのあとも

東京の街にいたけれど

今回の震災の影響を

色々と感じました。



まだまだ気を抜ける

状況ではないけれど、

少しでも早く

みんなが笑顔になれる日が

きますように・・・。



ただただ祈るばかりです。




私も今日、

栃木に住んでいるおじさんの

無事が確認できました。



ちょうど出張で群馬に行っていて

その帰りの電車に乗り込んだ直後に

地震にあったそうで・・・。



すごく恐い思いをしたと

聞きました。



平和な日常に

戻ってほしい。



みなさんも

できることを

していきましょう。