ポンタは私の次男坊です。

当時16歳の高校1年生。


発病した日の朝は、私とパパと三男坊はバスケ🏀の関係で北海道にいて、ポンタは前日から長男と2人でお留守番をしていました。


早朝、ポンタから「首の後ろが痛いんだけど」と連絡がありました。

もう少し様子をみてみよっかって話しをしました。


その後、部活の練習試合に行く準備をしていたところ手や足に力が入らなくなり、「これはおかしい」と思ったポンタが2階にいる長男を起こしに行ったそうです。

長男から連絡があり救急車を呼ぶように言って、近くに住むパパの両親にも来てもらうことにしました。

長男と階段をなんとか降りて玄関で横になったポンタ。

近くの大学病院へと搬送されました。

私たちが病院に着いた時には、もう手も足も動かなくなってしまっていました。


告げられた病名は、『脊髄梗塞』


頚椎にできた血栓が原因で、手や足を動かす神経がダメになってしまったとのこと。

何が起こっているのかよくわからなかったけれども、私もパパも冷静でした。

『命に別状はない!』この言葉で、すべての不安がどっかに行ってしまったんだと思います。


あの日息子の元へ向かう飛行機から見た空は、とにかく綺麗で、これから待ち受けている残酷な現実を受けとめれる為に見せてくれた景色だったのかなと…

一生忘れることはないです。