ガルンガンの朝を迎えました。

 
 
ガルンガンとは日本でいう迎え盆と書いてあるガイドブックが多いです。
家々にペンジョールを飾りそのペンジョールを目安に神々やご先祖様が迷うことなく現世に降り立つ、と言われているからです下差し
 
 
 
でも実際には善(ダルマ)が悪(アダルマ)に勝利したことをお祝いする日だと私の周りのバリ人は話します。
だからバリの方々は善の象徴である聖獣バロンが大好きだそうです下差し

反対に10日後のクニンガンは神様が天に帰る日。
ウク暦の210日ごとにあるガルンガンとクニンガンはバリ人にとって大切な島をあげてのお祭りでバリ人オーナーのお店はだいたい休業するし学校もお休みになります。(確かにお盆休みっぽい)
 
この日に合わせてクバヤを新調したり、ペンジョールも飾られバリ島が1番華やかになる日です。
 
 
タイトルの 
『 Selamat Hari Raya Galungan 』 とはガルンガンの日の挨拶で 『 ガルンガンを無事に迎えられて良かったね。おめでとうございます! 』 と言う意味。
 
ガルンガンの1週間位前から
ガルンガンの準備を始める日
お供え物を作る日
○○の日、等を経て迎えるガルンガンは待ちに待ったお祭りの日だそうです。
 
路地裏で2日かけて作っていたペンジョール下差し
ココナッツの葉を編んで作っていました。
 
家々よって拘りがあるみたいで、こちらはお花のペンジョール。
 
このペンジョールも龍の形をした祭具で聖なるアグン山の象徴とか諸説ありますし、建てる位置も決まっていて家の入り具の右側に建てるのが決まりなんだとか。
 
ウブドはペンジョールの綺麗な土地で有名ですが地域によってご近所様と張り合っていたりシンプルだったりするそうで、お金持ちのお宅のペンジョールは立派です。(値段聞いたら思ったより高くてビックリ!)
 
 
 
私も朝から身体を清めるマンディ(シャワー)してクバヤに着替えて徒歩数分の知人宅へ向かいます。
知人宅のペンジョールもなかなか立派下差し
 
 
家寺も沢山のお供え

約束の時間10分過ぎに着いたら案の定1時間後に変更になったと…まあそんなものです。
 
イブなんて犬の散歩に行っていて留守。
娘夫婦も留守。
イブの旦那さん(パパと呼んでます)しか居なく私と2人では間が持たなくて部屋に篭ってしまったので、バルコニーでのんびりさせてもらってました。笑
 
どっかのお寺から戻ってきた娘夫婦とガルンガンの挨拶もそこそこに大量のお供え持ってまたどっかのお寺に向かっていきました。
 
車があるんだからお供えを積めるだけ積んで一度にぐるっと回ればいいのに、って思うけどそうゆうものでもないらしく、1つのお寺に行くのに必要な量のお供えだけ持って行ってました。
 
知人宅ではイブご夫婦、娘夫婦、息子夫婦がそれぞれヴィラやホテルを持っていて、さらに3家族で10店舗くらいのお店を経営しています。
 
敷地内の家寺、ご挨拶に行く親戚宅、村のお寺の他にヴィラやホテル、お店のある所のお寺にも行かなければならないらしいのであっちへ行ったりこっちへ行ったりと忙しいったらありゃしない。
 
ぼけっーとしてるといつの間にかイブもクバヤに着替えてて『行くよー』と言うので、イブのバイクの後に乗って親戚宅へ向かいました。
初めての横乗りです下差し ※イメージ図。笑
 
 
 
つづく