おもロシア㉗ 大聖堂に降る雪 | からふるテュール

からふるテュール

北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

クレムリンその中には
ロシア正教の聖堂が立ち並んでいます。

聖堂が取り囲む広場には
大きな大きなモミの木がありました。



オーナメントも実寸大なの(笑)
こんな大きな
生木のクリスマスツリーは初めて見ます。
すごいね!


あっちも


こっちも


聖堂にくるりと囲まれた場所にいます。

その聖堂のファサードには

マリア様が
雪の中たたずんでおられました。

マリア様こんにちは・・モスクワ、寒いですねほっこり





よく似た金色お屋根の建物が
くるりと取り囲んでいたものだから

今日画像を見ながら
あれぇ・・どこにどの建物が建ってたかな・・・と
思い出すのに一苦労です。

それぞれの聖堂のお役目も
大統領の就任式とかそんな
政治的イベントに使われているとか
戴冠式がどうのとか・・ね。

聞いたはずなのに忘れてしまったし。

また気になったら
ググってみる事にします(笑)



私がついつい
タマネギと称してしまうこの金色のドームは

ビザンチン様式と言われる ドーム屋根。

教会にかぶせる冠や
蝋燭を象っているのだそうです。

なにやらも字も書いているね~。
あぁもっとよく見たいなぁ。

教会好きな私
本当なら是非とも入ってみたいのだけれど
時間もないということで
ここは外から拝見するのみだったのでした。
残念。


この後
クレムリンの有名な観光施設の一つ
武器庫へ向かいます。

必ずクロークで上着を預けるのは
ちょっと面倒ですが
上着を脱げば一気に身軽になれますね。

それにしても
武器庫って・・
これまたなんとも
ハードボイルドな匂いがする・・・トホホ

エルミタージュのダイヤモンドの間の
二の舞になりそうだ・・・しぼけー

と思っていたけど


撮影不可なこの武器庫
これがまた侮れませんでした!!

おとぎ話で出てくるお姫様の世界
そのリアル版。
絵本やイラストでしか見たことが無かった
ドレス、冠、装飾品、本物の馬車などなどなど
それが実寸大の
しかも本物で
展示されていました。

レプリカではないですよ
本物です。

この世には本当に
お姫様や貴族の社会があったんだなぁと
本物の質感を通して実感した感じでした。

とっても楽しめましたOKウインク


しばしの
時間旅行のあと
外に出ると
モスクワの空には
薄日が差していました

あぁ
つくづく・・・
冬のこんな空が好きです。


春夏秋冬 
それぞれの季節に
それぞれの良さがあって

もちろん・・・好き嫌いはあるけれど

あらゆるものに
美しさを見つけ
心を動かして
生きていかれたら
人生はとっても豊かになることでしょう。

季節だけではなく
それは人も
この世界にとどまる全ての事柄も
・・・同じはず。

それぞれの良さが
必ずそこには宿っているはずですものね。



さて
ひっそりと感傷にふけり
いろんなドキドキがミックスするような
不思議時間を味わった
クレムリンその城壁の内から

モスクワ川と市街地をみていると


赤い星を抱いた
スパスカヤ塔から鐘の音が響いてきました。


もうすぐ旅も終わるんだなぁと
しみじみ
思ったり
しているのでした。