天井知らずに
私のイマジネーションを膨らませてくれた
それはそれは
色鮮やかな物語でした。
時に
その文字追いは
もどかしく急くようであり
時に
受け入れがたく喘ぐようでもあり
場面場面
私にとっても色濃い体験を
させながらの読破でした。
豊かな色彩と造形
あかがね色の表紙
その中には
宝がい~っぱい
詰め込まれていました
本の装丁や
二色に塗り分けられた文章には
手にした本そのものを
小道具に仕立て上げる
驚きの
趣向を凝らした
演出も秘められていたり
あらゆる意味で
楽しい一冊です
ちなみに映画ネバーエンディングストーリーは
この≪はてしない物語≫が原作なのだそうですが
映画のエンディングが
物語とは異なっていて
その脚本には全体的に
原作の持っていた哲学的深みが失われているという感想を
見聞きしました。
いい悪いはともかく
一度映画の方も見てみたいな・・・と
そう思っているところです。
あのハリーポッターも
先日某国営放送でドラマ化された
精霊の守り人も
原作とはかけ離れた部分が
大いにあるのだけれど
あの膨大なページ数が楽しませた
読み手のイマジネーションを
あますところなく表現することは
無理があるのは重々承知。
文字は文字の
映像は映像の楽しみを
見るのがいいですね。
さてさて
良書リレー
今度は三冊目
http://iwasen.hatenablog.com/entry/2015/11/05/193414
・・ですが
ナルニアは読んだことがあるので
4冊目の≪二分間の冒険≫を
図書館予約しようと思います。