trevi

トレビの泉の水が真っ赤になるという事件が起きた。

何か塗料がもれたのか、とか調べられたようなのだけど、結局「未来派」と訳していいのか、とあるグループ?のローマシネマ祭を記念するしわざだという。しわざ、というのは誰から頼まれたわけでもない、勝手な行動だったらしい。

スキャンダラス的とも言えるこの赤、でもニュースのインタビューなどで見る限り、「ポップアート」として、市民や関係者も好意的な様子。ちょっと意外。

古いもの賛歌のローマに一撃、なのか。(せめて赤じゃなかったら私も好意的に見たいところですが)


最近はローマのあちこちの像にも真っ赤に塗られたり、落書きがされたり、ということが起こっているのだけど、それも好意的に見てよいのでしょうか。


赤い水が何の被害も与えないのなら、一時的に人々を楽しませてよかったのかもしれないけど、像は....物、古いもの、人が作った物、に対しての尊厳が足りないのではないか、と物が物だけにぞっとしてしまうのですが...