吾妻川(深浦町)南股沢沿道を歩く | ゆうゆう遊楽

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悠憂遊楽の気分で青森の自然に接しながら、観察した植物などを紹介します。

 

深浦町の中部を東西に流れる吾妻川南股沢沿道を歩いた。

 

初秋の南股沢  沢の両岸は岩崖がそそりたつ。

 

フウリンゴケ 初見のコケで、蒴の形が風鈴に似ているとか。

 

ヒノキゴケ 

 

 

 

ヒノキゴケ コケとは思えない優雅なスタイルで、道路沿いの斜面になった土の上に多い。

 

ケチョウチンゴケ  葉の上の仮根に細い緑色の無性芽をたくさんつける。

 

ヒラハイゴケ 葉が扁平に着く。

 

コウヤノマンネングサ  コケの名は最後・・・・コケとなるが、コケで終わらない数少ないコケである。

昔高野山ではこれを干したものを紙袋に入れ、お守りとして参詣者に販売した「高野万年草」。

 

小さな滝 正面には黒く見える水辺定番のアオハイゴケ、両サイドには濃い緑色のケゼニゴケがはえる。

 

 

ヒメノキシノブ   樹幹のコケマットに生えるシダの仲間。

 

ビロードシダ  星状毛をたくさんつけておりビロードのよう。

 

エゾクロクモソウ    比較的湿ったところに生え、名は花の色から「黒雲草」だとか。

 

アケボノソウ  花弁の斑点を夜明けの星空に見立てたとか。

 

ツガルコウモリ 昔はイヌドウナだったか・・・・・。

 

 

アワブキの葉 アワブキの名の由来は白い花を泡に見立てたとか、燃やすと切り口から勢いよく泡が吹き出すとか諸説あり。

 

南股沢に流れこむ小滝