こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
ここ何回かは、私が離婚して間もない頃のことを思い出して書いています。
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【前回】離婚後、不便だと思っていたこと
離婚直後の私の収入は、主にWebライターで得た月15万円ほどでした。
児童扶養手当や児童手当、元夫からの養育費を合わせて、月20~25万円ほどでやりくりしていました。
お金に換えられるものは少しでも換えたいと思い、リサイクルショップに不用品を持って行ったりもしていました。
そんなとき、「これも売れるんじゃないか」と思ったのが結婚指輪です。
ちょうどその頃、ピアノサークルで知り合った友達のYちゃんが買取ビジネスをしていました。
私が結婚指輪の話をすると、
「今はプラチナの値段が上がっているので高く買い取れますよ。サービスしますから、よかったら持ってきてください」
と言われ、持って行くことにしました。
結婚指輪は、夫の分もありました。
夫は離婚する少し前から結婚指輪を外しており、そのまま置いて行ったのです。
夫の結婚指輪は、不自然に曲げられていました。
夫が自ら破壊しようとしたのかもしれませんが、真相は不明です。
※ちなみに、結婚指輪は原則として財産分与の対象にはならないため、自分の指輪は自分の判断で処分して構いません(うちの夫は「自分が置いて行ったものは全部処分してほしい」と言って出て行きました)。
もう一つ、交際を始めた頃に夫から買ってもらったプラチナのプチダイヤモンドリングもあったので、それも一緒に持って行くことにしました。
私は3つの指輪を抱えて、Yちゃんが買取店を営む街へ向かいました。
大阪市内ですが、普段あまり行くことのない街です。
秋も深まる頃。
見慣れない景色の中、お店を探しながら歩いたことを今でも覚えています。
Yちゃんのお店に着いて指輪を差し出すと、Yちゃんは笑顔になりつつも、少し複雑な表情をしました。
そのとき、
「あ、気を遣わせてしまったかな」
と思いました。
私は離婚しても全然平気で、余計な気遣いは要らないと思っていました。
でも、周りの人からすれば、どう声を掛ければいいのか戸惑ってしまうのが普通だったのでしょう。
指輪3つを4万円ほどで買い取ってもらえることになりました。
私は現金を受け取り、Yちゃんのお店を後にしました。
そして歩きながら、このお金を何に使おうかと考えていました。
結局、そのお金は娘の自転車を買うために使いました。
離婚後は自家用車を手放したため、娘と一緒に自転車で移動することが多くなっていたのです。
娘の自転車も、成長に合わせて少し大きなものに買い替えました。
結婚指輪は、結婚していた頃の思い出の品です。
でも、離婚した私にとっては、もう身につけることはありません。
だから、その指輪が娘の新しい自転車に生まれ変わったことは、とても意味のあることだったように思います。
過去を大切にしまっておくという選択もあります。
でも私は、過去の思い出を、これからの暮らしに役立つものへと変えました。
今振り返ると、それも離婚後の新しい人生を歩き始める、一つの区切りだったのかもしれません。
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