それからユウはお風呂に入った。
私は
どうしてもどうしてもケイちゃんが許せなくて。
もちろん、
お父さんに同調して心にもないことを言ったんだろうと思うことも出来たけど。
良く取れば。
ケイちゃんに怒りを爆発させてしまった。
「あんた!今日遊びに連れてったのは一体誰なのよ!!!」
「・・・おかあさん」
「なのに、私がうざいの?どーゆーつもり一体!!!!!」
「ごめんなさい」
「何かゴメンナサイなのか言ってみて」
「・・・・・」
「も、知らない、お父さんに言いつけてやるからね!万引きのことっ」
私はお風呂場へ。
ケイちゃんは二階の彼母の部屋に逃げ込んだ。
ユウに一部始終を話した。(冷静に・・・だ)
それから
彼母に言われたことも。
でも
ユウの答えはこうだった。
「店に謝罪!?とんでもない。お前はやっぱりアホだわ
お前なんかにケイの躾を任せられない
お袋が正解だ」
呆れた。
やっぱり・・・とは思ってたけれど
馬鹿はお前だろ!!
と心の中で叫んでた。
ここで「万引きはいけないこと」「いけないことはしちゃだめ」
と教え込まないと
また絶対繰り返す。
なのに・・・だ。
ユウは結局ケイちゃんを叱らなかった、
それどころか前にもまして溺愛。
そのからくりは、こうだ。
彼母のもとに逃げ込んだケイちゃんは
逆に彼母に説得されて
自分からお父さんに告白することになった。
彼母が彼を部屋に呼んで
絶対ケイちゃんを叱らないで・・・とお願い。
そして
ケイちゃん告白。
でも。。。。。
最近、お父さんが仕事で忙しくて
私はとても寂しかった・・・と。
なぜか「寂しい私、可哀想な私アピール」
そうだったのかーー
おーーーヨチヨチ。
そして終了~~。
私がキッチンで片付け物をしている最中に
それらは「血族のみなさまだけで」行われた。
当然私は呼ばれなかった。
事の詳細はあとで彼母に聞いたのだ。
ユウは一切、叱らなかった。
も。。。訳がわかりません。
何が正しいのか。
そして夜。
ベタベタしてくるケイちゃんがうっとうしくなったのか
ユウがいらいらして
「おい!お前!親だろ!!
ケイと遊んでやれよ!!!!」
今日、私は一日つぶして
ケイちゃんにご奉仕させていただいたのに??
それでもご不満ですか!!!
「うざい」と言われて
それでもなお
「母親」しなくちゃいけないんですか?
赤の他人に。