ケイちゃんはケイにたくさん遊んでるらったの・・・

と、私が言い訳?したこともあり

ケイも一緒だったことは知らなかったユウは

帰宅が遅れたことについては

そんなに責めなかった。


それよりも

会社でトラブルがあったらしく


「お前、誰にも言わないなら教えてやる・・・聞きたいか?」


と、

私がyesともnoとも言っていないのに

その『トラブル』とやらを話し始めた。


私はよくわからないその話をただ、ぼーーーっと聞いてた。


それよりも

灯油を買いに行かなくちゃ・・・

で頭がイッパイだった。



切れるユウ。


「今、会社が大変なんだ!俺も弟もおやじもおふくろも

弟嫁も、みんなそのことを考えているというのに

お前はなんだ!

お前は、ああ~今日は娘に会えて嬉しかったなぁ~

どうせそんなことしか考えてないだろう!!

お前は○○家の人間じゃないものな!!!!」


それからはお決まりの説教。


やる気があるのか

もっと頭を使え

俺のことを一番に考えろ

・・・・・

あとは忘れた。


延々と続く説教。



涙があふれた。


惨めで・・・・。



泣くことさえ叱られた。

涙の理由を問われ

やっと「・・・惨めだから」と答えたら


「惨めなのはこっちのほうだ!!」

とまた切れられた。


泊りがけで仕事してきて

会社でトラブって

帰ってみれば

飯も無い風呂も無い

お前は「継子を育てる為にここにきたんじゃない」って

いつも言うくせに

それじゃあ俺のことすら何もできていないじゃないか!

子供に逢うなとは言わない。

だけど最低限のことをしてから

遊びに行け!!


確かにユウの言うことは

いちいちその通りなのだ。


でも

言い訳をさせてもらうなら

今日の帰宅時間もいつもどおり遅いって聞いていた。

5時帰宅が6時になっただけ。

それでもいつもは9時過ぎ(早くても)なのだから

6時でも十分に間に合うはずだった。

しかも今日だけ。

いつもはきちんとご飯を作ってる。

あたりまえだけど。

でも私は仕事をしている。

専業主婦じゃない・・・前妻さんとは違って。

ユウの稼ぎには足元もおよばないけれど

私の稼ぎはすべて家計に入れているのに。


それじゃあ

私はユウの気持ち、機嫌を

いつもいつも一番に考えて

エスパー並みの先読みをして

お膳立てをして

帰宅するユウを三つ指付いて

お出迎えしろってことですか?


まるで昭和初期の男と女だわね。


私には無理だよ。



きっとどこの家庭でも

繰り返されているくだらない痴話げんかなんだろうけど


今日は・・・さすがに疲れた。


ケイちゃんといつものようにベッドに入って

「俺達が一緒にいると豚がぶりぶりするなあ・・

でもそんなのかんけーねー♪」

と、ケイちゃんと笑いあうユウにも。


次の朝、何事も無かったかのように

私に話しかけて

行ってきますのぎゅうをしてくるユウにも。


・・・・・疲れたよ。