昨日、幼稚園に迎えに行ったら
先生に「ちょっと話が・・・」
「今、ケイちゃんが泣いています。ずっと
・・・もう1時間くらい。
理由を聞いても話してくれずただ泣いてるばかりで。
お友達も先生もケイちゃんをなだめるのですが
あっちへ行って・・・と
お家で理由を聞いてやってくれませんか?
それと、今日、年少のお友達の足を踏んだとかで
トラブルはありましたが
ケイちゃんも謝ったし、相手も赤くなったくらいで
様子を見てましたが大丈夫なようです。
一応ご報告を」
と、言われました。
部屋に迎えに行くと
真っ赤な目のケイちゃん。
大おばあさんの病院に行かなくてはならなかったから
車の中で理由を聞いた。
でもただただ泣いてる。
途中、コンビニで大好きなお菓子やら
ジュースやら
普段買うのよりちょっと高い
豚の形をしたブタマンやらを買ってあげた。
「お友達となんかあった?」
「先生に叱られた?」
「お友達に怪我させて悲しくて泣いてるの?」
「わざとやったわけじゃないのに、口惜しいから?」
「あやまったのに許してくれなかった?」
私は思いつくままの「泣く理由」を尋ねてみたけど
すべてケイちゃんは首を横に振るだけだった。
そして・・・
やっと開いた口がこう言った。
「おとうさんに言わないで」
・・・!?・・・・・
わかった、万引きの時と同じだ。
自分が友達に怪我させて、その事をお父さんにチクられて
お父さんに叱られるのが怖かったのだ。
「もちろん、おとうさんには内緒だよ~」
ケイちゃんは、ホッとしたようで
一応は元気になった。
帰ってから、とりあえずお勉強をさせて
ご飯はおとうさんと食べるっていうから
先にお風呂に入った。
買ったばかりの「いい匂い」のシャンプーを出して
髪をスーパーサイヤ人にしたりしたりしてた。
私なりに気を使ったつもりだった、今日は全て。
お風呂からあがると
ユウが帰ってきた。
そして夕食。
いつものように
「ケイちゃん、今日は誰と遊んだの??」
「・・・・・」
「どうした?友達と喧嘩でもした?」
うわっ・・・図星すぎっっ
ケイちゃんはみるみるうちに
表情を硬くした。
「わかった!お勉強がまた出来なくて
おかあさんに叱られたな?
それとも友達にいじめられたのか?
誰だ?名前を言ってみろ!
おとうさんがぶっ飛ばしてやるから!
○○か?△△か?××か?」
「言いたくない」・・・とケイちゃん。
あいたたた
そんな事言ったら一発で何かあったってバレバレじゃんか~。
「どうした?何があった?おい、ゆらこ?」
途端にケイちゃんと目が合う。
(大丈夫言わないから)・・・と私は目配せ。
もちろんユウが見逃すはずもなく。
気まずい夕食後
私は「あ・と・で」とユウにクチパクした。
一旦、部屋に戻ったユウとケイちゃんだが
ユウだけトイレに行く振りしてキッチンに戻ってきた。
(今日はキッチンで夕食だった・・めずらしく)
洗い物の手を止めて
私は今日の一連の話をしようとした。
「まず、今日迎えに行ったら先生に呼ばれて・・・」
ここまでしか言ってないのに
「そんなヨタはどうでもいい、結論だけ言え」
「だってこれは長い話しだし、順を追って説明しないと・・・」
「うるさい!お前の話は長いんだいつも!結論は!!」
「ケイちゃんが年少さんに怪我させたの!」
私は、ちょっと声を荒げてしまった。