朝、早くに目が覚めた。
結局応接間で寝た。
布団は仕方ないからケイちゃんの昔のお昼ね用布団。
それでも寒かったから防寒のベンチコートを着て寝た。
いつもの起きる時間になった。
朝ごはん・・・とても作る気になれない。
ユウから
「出て行け」と夕べメールで言われてた。
だからもう
私はいなくてもいい存在。。。
だけど
気がつけば車の音。
ユウは勝手に出て行ったみたい。
急いで部屋に行ったら
ケイちゃんがベッドの中から顔を出して
「おはよー」って無邪気に。
「お父さんとあれからどうしたの?」
「仲直りしたよ^^ 腹筋を一緒にしたり 一緒にお手手枕で寝たんだよ」
「・・・そう、よかったねーーー。お母さんは鍵が閉まってたから
お部屋に入れなくて応接間で寝ちゃいましたーーー」
「ふーーん。お母さん今日のお弁当りんご入れてね」
今日はケイちゃんのお弁当の日だったっけ。
私に「出てけ」というなら
娘の世話は当然するものと思っていたけど娘も放置。
そして彼らはちゃっかりいつものイチャイチャで
一緒のベッドで暖かく眠ったようだ。
私はその娘を思って
意見したというのに・・・・・
こんなことだろうと思ってた。
私はキッチンに行って
朝ごはんとお弁当を作った。
二つ。
一つはユウのぶん。
会社に持って行こうと思ったから。
きっと昔の私なら
そうするだろうと思ったから。
貧乏くじとは思いたくないけれど
継母は多かれ少なかれ
貧乏くじをひくのね。
お弁当を届ける道すがら
色々と考えた。
ユウに対してムカついたり落胆するのは
きっとまだ「愛している」から・・・。
愛してなきゃどうでもいいのだから。
この世の中には
「不幸」も「幸福」もないのだそう。
それがあるのは心の中だけ。
だから
いろいろあっても
【私は不幸】
と思わずに
【色々あるけれど、でも私はご飯を食べられている
体が健康じゃない!
生きているじゃない!!!】
と
プラス思考に変換すればいいだけのこと。
すべては自分の心次第なのだ。
難しいけれど。
間違ってはいないと・・・思いたい。
ユウはなんだかんだ言ってたけど
お弁当を受け取り
「まぁあがれや」と
私を事務所に入れてくれた。
今日は本来なら土曜休みだけれど
ユウだけ仕事をしていた。
だから事務所にはユウだけ。
私はコーヒーを頂いて
そして少しユウの仕事振りを見学してから帰った。
午後からはマリーナで
船に給油。
その後は友人の家へ。
私が土曜に
友達とのんびりお茶したりだべったりできるのも
ユウが休みの日にも働いてくれているおかげなのだ。
だからってユウの我侭に振り回されて
良いわけでは決して無い。
だけど
私がもう少し上手にユウをあしらうことが出来たら
もう少しは幸せ・・・と思えるのかもしれない。
今・・・はまだ
別れの時じゃない・・・
今・・・はね。