それから私は、出していたお肉と焼肉のプレートなどをすべて片付けた。

そして応接間で泣いてた。

でも・・・

泣いたけど泣きすぎはしていない。

泣きはらして翌日には一重まぶたになって

人相が変わってしまうほどの泣き方は

しなくてもいいのだ。


ユウは私に依存している。


私がユウにしているように。


その証拠に何度も電話をかけてくる。

仕事中でも運転中でも・・・。

今じゃなくてもいいどうでもいい話をするために。

そしてそれを私は聞く。


でも。。。

キツイ。


こんな風にユウの地雷を探りながらの

びくびくして暮らす一生・・・。



ユウは知らない間に部屋に帰ってきてた。

とりあえずその「くちのききかたの悪さ」を謝罪するため

部屋に行った。

お弁当の空が床に転がっていた。

ユウはアイスを食べていた。



「ごめんなさい・・・許してください」


でも、無視。


テレビのリモコンをせわしなく変えている。


5分・・・

5分しか待っていられなかった。

5分間無視し続けられて

私は見切りをつけ応接間に戻った。


その間にケイちゃんと彼母も帰ってきたけれど

私は応接間でずっとビーズを作ってた。

あるいは読書。

好きなことをしていよう。

そして彼らが寝静まった頃、お部屋に戻ろう。


すると、突然

ケイちゃんが大泣きして彼母の部屋に行った。

様子を見に行くと


「この裏切り者、お前なんかあっちに行け」


と・・・そして顔面を殴ったのだそう。



ありえない。

どこまでこの人は・・・・・。


彼母も我慢の限界が来たみたいで

「私が話す」と部屋に乗り込んでいった。


きっと・・・それは私の役目。

母親の役目。

ケイちゃんの母親として私はユウにきちんと言わなくては。


「貴方は間違っている」と。