昨日、ユウがケイちゃんのお迎えに行った。


・・・いつも突然行く!というんだよね・・・


で、「学習幼稚園」っていう雑誌を買い与えてた。

ご満悦のケイちゃん・・・。

あとで付録作って~ってユウにせがんでた。

どうせ・・・私の仕事になるのに・・・・

しかし、このての幼児雑誌の付録のウザイ事といったら。


私は最近

夕食後のユウ&ケイのベタベタを見たくないから

掃除と大おばあさんのお世話を理由に

キッチンで読書したり手芸したりしてた。

その日も読みかけの本を読もうとコーヒーを入れたところへ

ユウから電話。


「お前!何してる!ケイが勉強してるんだぞ!

お前が見てやらないと!誰がみるんだよ!!」


はぁ?

実の親である彼方がみればいいんじゃあ?


その言葉を飲み込んで私は部屋に行った。


ケイちゃんはものめずらしそうに雑誌を見てただけ。

私はそれらをみて絶句!


・・・・・レベルが違いすぎるよ・・・・


ケイちゃんのひらがな習得率は10分の1・・・

それも「あ」とか「い」とか一文字ずつかろうじて読める、書ける

であって

「すいか」も「ひまわり」も読めません。

ましてや時計なんて・・・・


「いま、なんじなんぷんでしょう?」

そこには書かれてあった。



無理だから(笑)


いったいユウは、ケイちゃんがどれだけ天才だと思っているの?

馬鹿らしくて呆れた。


とりあえず「じぶんのなまえをかいてみよう」とあったので

書かせてみた・・・・




書けません。


確かめちゃくちゃ苦労して教えて名前だけはかろうじて書けてたのに。

すっかり振り出しに戻っておられます(呆)

それでも一文字ずつ根気良く教えてたけど


あくびしたり

他の者を触ったり

姿勢をくずしたり


その都度 注意する私に向って

いつものように(笑)睨みあげる。


本当はユウの前では「お母さん大好き」なんて素直で可愛い子供を演じてたくせに

勉強させられてる・・・ってことで本来の演技をお忘れになったみたい(笑)

それがめちゃくちゃおかしかった。

と、同時にいつも一対一の時、いかにケイちゃんの態度が悪いか言ってた私の言葉

信じようとしなかったユウの前で

化けの皮はがれたね、ザマーミロ(笑)って思ってた。


案の定。


ケイちゃんのあんまりな態度にユウはぶちキレ!


リモコンを投げつけ

「お前はもういらん!ここから出てけ!なんだその態度は!!

今日からゆらこと二人きりで暮らすからお前みたいな馬鹿はとっとと出ていけ!!」


あ~あ。

胸がすっとした。

心地よかった。


でも

私は知ってた。

この後

馬鹿らしいくらいの「親子劇場」が繰り広げられるのだ。


大泣きするケイちゃん(もちろん嘘泣き)→説教するユウ→

反省する(振りをする)ケイちゃん→怒りすぎてごめんよと抱きしめるユウ→

そして何事も無かったかのように二人仲良くご就寝。


本当に。

毎度のパターンに笑えました。


私は

二人が寝静まった後

こっそりとローソンに行き

お酒を買った。

それと極細ポッキー。


帰って1人で飲むソレは

とても美味しかったけど

私の心は寂しいと叫んでた。



結局、ケイちゃんは何をしたってユウに救い上げてもらえる。


血が繋がってる


たったそれだけで。



叱り方が一貫してないから

ケイちゃんはいつまでたっても反省できない、素直になれない。

そして

そんなケイちゃんの面倒を

この先ずっと見なくちゃならないのは私なのだ。



「俺が死んだらこの子のことたのむよ」

そうユウに言われて

「勘弁!」と思いながらも


「もちろん」

・・・と、咄嗟に答えていた私。


そして、ソレを聞いて安心したユウに

また「入籍」のこと言われたけど

私は聞こえない振りをした。

聞こえていたけど発するべき言葉を見つけられなかった・・・

と言った方が近いかな。

だって・・・

ケイちゃんの面倒見るから入籍してやる

そんなふうにしか今は聞こえないから。


兎に角、黙ってた。


「返事が無いな・・・わかった、もう入籍するって言わないから安心して」

ユウが言った、少し悲しげに。


私はにっこり微笑んだ・・・

少し・・・

悲しげに。