あれ(万引き)からまだ2日しかたっていないのに。
一緒に買い物に行った時の出来事です。
私がレジで清算しているとトイレに行ってくる・・・と:ケイちゃん。
目で追っていたらなんと!!
誰かが置いたであろう紙コップの中に
指を突っ込んで舐めたのです。
・・・・・唖然!!
すぐにケイちゃんの所に行き
「あんた今、何をしたの!!」
と
叱り飛ばしました。
紙コップの中にはコーラらしき者が入っており
コーラにしては薄い色だったので
きっと飲み残しで、氷が解けたものだと思いました。
でも、誰が飲んだかわからない物・・・
しかもトイレの入口の棚の上に置かれたもの・・・
もしかして中身はコーラじゃないかも・・・
吃驚したのと、怖いのとで
私も震えが止まりませんでした。
駐車場でケイちゃんの目を見て
説教です。
「あれはケイちゃんのものなの?違うでしょ?
誰が置いたかもわからない、中身も何かわからないものを
口にするの??信じられないよ!!
もし毒が入ってたらどうするの?死んじゃうんだよ?
この間御菓子を盗ったときにも私、ちゃんと言ったよね?
自分の物でもないのに勝手に触らない、盗らないって!
もうしませんって言ったじゃない?
わかってないの?
本当に一歩間違えたら死んでたかもしれないんだよ?」
ケイちゃんはただただ泣いていました。
そうしたらタイミングよくユウから電話が入り
電話越しに聞こえたケイちゃんの泣き声の説明を求められ
私はたった今あった出来事を話しました。
なのに・・・ユウの発言はこうでした。
「そんなことくらいで叱るなよ」
もう、理解不能です。
生死にかかわることなのに・・・
万引きよりも叱らなくちゃいけないことなのに・・・
そんなことくらい・・・って何?
道端に落ちているおかしなものでも拾って食べて
いっそ死んでしまえ・・・とさえ思いました。
その夜、
夕食時に私が彼の言った言葉を聞き取れなくて
何回も聞きなおしたことにユウは切れて
箸を投げ捨てました。
そしてケイちゃんとは
何事も無かったかのように
きゃいきゃいとはしゃいだり
ベッドでくすぐりっこをしたり・・・
私はムカついてムカついて。
ケイちゃんがあんなことをしたのに叱らずに
私の聞き間違いには箸を投げ捨てるほど激高ですか?
ケイちゃんがそんな私の顔色をチラチラ見てるから
「何?何かいいたいことあるわけ?」
と言うと
始まりました。
ユウの怒り爆発です。
「おまえは出て行け!」
「今回は私は悪くないから!
今日は生死にかかわることだった。きちんと叱って教えるべきだった。
もしこの先、同じようなことが起きてケイちゃんが死んでも
私のせいにしないで頂戴!」
と
私も捨て台詞をのこして家を飛び出した。
行くあてなどどこにも無いけど。
ふと、ある1人の人が心に浮かんだ。
それは以前私がネットショップをしていた時のお客様で
以来メル友になった男性。
実は土曜日にある用事で初めて会うことになってた。
そのために最近頻繁にメールをしてた人。
話し上手なその人に、私はいつしか心を癒されていた。
もちろん恋心とかそんなんではなくて。
その人に電話して聞いてもらおうと思った。
その人にゆらこさんは間違ってないって言ってもらいたかった。
でも・・・神様ってよく見ていますね。
その人は仕事の都合で今日はちょっと・・・明日じゃ駄目かな?って。
実はその人の住むとなりのとなりの街に向って
車を進ませていたのだけれど(笑)
なんだか道に迷ったし、プチドライブで気持ちがすっきりしたのとで
おとなしく家に戻ることに。
私の気持ちをぶつける相手はこの人じゃない。
「ユウ」なのだ。
コンビニでスィーツを買って家に戻った。
ユウは寝た振りをしていた。
彼もバカではないはず(親ばかではあるけれど)
いつもなら私を執拗に攻めるけど
何事も無かったかのように
私の買った生クリームたっぷりエクレアをほおばっていた。
それが証拠。
「ゆらこが正しい、ごめんな」
と言っているような気がした。
だから・・・忘れる。
不本意だけど。
確かに
私に叱られ
ユウに叱られたら
ケイちゃんの行き場はなくなる。
次の日(今日です)
髪をアップにして
スーツをしっかり着て
仕事しっかりしようモードで会社に来た。
人間って忘れるように出来ている生き物なのでしょう。
仕事をこなしているうちに
昨日のわけのわからない苛立ちみたいなものが
すーーーっと抜けていくのがわかった・・・ような気がした。
私に出来ることだけをすればいいの。
私は出来ることはしたんだから
悩むことも無い。
受け入れられなくても自分自身にはOKなの。
彼のための人生じゃない。
継子のための人生じゃない。
私のための私の人生なんだから。
こうやって
忘れて行って
前に進むことがいいんだ・・・と。
その考えは少し悲しくもあるけれど。