秋の風物詩で綺麗な月を楽しむイベントがお月見。
綺麗な月に心を癒される秋の季節に楽しみなイベントの1つですよね。
毎年何気なく行っているお月見ですがその由来、起源は何でしょうか?
また毎年開催日がズレるのはなぜでしょうか?
秋の風物詩・お月見を解説していきます!
[cc id=55 title="目次"]
お月見はいつ?
お月見は毎年開催日程がズレます。
これはなぜかと言うと、お月見の開催日は
旧暦の8月15日・十五夜
に開催されると決まっているからです。
旧暦を新暦に直す際には、日程にずれが生じてしまいます。
その為に、十五夜は毎年異なる日程の開催になってしまうのです。
お月見の由来と起源は?
お月見の由来は2つの文化が合わさったモノだと言われています。
その2つの文化とは
1つは、月を鑑賞して楽しむ文化。
これは現代でも色濃く残っている文化です。
というよりも、現代のお月見はほぼこの文化になってしまっているので、皆さん知っている事でしょう。
そして、あまり知られていない2つ目の文化が、神様への豊作祈願の文化。
秋の季節に収穫する稲穂や野菜などの秋の風物詩ともいえる食料の収穫を神様に感謝した文化。
その名残がお月見団子とススキと言われています。
と、この2つの文化が合わさったものが現代のお月見の元と言われています。
現代のお月見は鑑賞し楽しむ文化という色が強いのは確かです。
しかし、元々は月を愛でて楽しむだけではなく豊作祈願をするイベントでもあったんです。
[cc id=16 title="アドセンス"]
お月見で飾っている物の由来は?
お月見の季節に飾るものと言えば、お月見団子です。
お月見の季節に、お月見団子を飾る時はススキも一緒に飾ると思います。
こんな感じに。
このススキっていったい何のためにあるのでしょうか?
また、お月見団子って何な為にあるのでしょうか?
ここからはお月見団子など、お月見の季節に飾るモノを解説します!
お月見団子の由来は?
まずはお月見団子と呼ばれる団子から解説します!
お月見団子とは、お月見の元となっている豊作祈願の文化からの名残だと言われています。
このお団子は
これからの収穫を神様に祈る
ために、米で出来た団子を神様にお供えした物です。
お月見団子が月のように丸い球状をしているのが有名ですが実は
地域によって月見団子の形状は異なる
んです。
ちなみにですがお月見団子の形状は
江戸では現代で有名な月のような球状。
京都では芋のような細長い形状。
となっています。
よく言われている、月見団子は丸く月に見立てているというのは間違いだと言えます。
地域によってお月見団子の形状は大きく異なり、お月見団子は丸々とお月様のような団子だけでは無いと覚えておきましょう。
ススキの由来は?
ここからはススキの解説をします!
ススキは、お月見の豊作祈願を祈るために
稲穂に見立てた物
だと言われています。
豊作祈願だけではなくて、神様にお供えしたお月見団子を
食べる際のお箸
に見立てた物でもあるというのが通説です。
つまり、ススキとは
稲穂に見立てた豊作祈願と神様のお箸
という役割を持っているお供え物であるという事です。
お月見は何をすればいい?
お月見とは、元々は月を愛でる文化と豊作祈願の文化が合わさったモノだと解説しました。
では、現代のお月見では何をすればいいのでしょうか?
現代のお月見は月を愛でる文化が濃いですが、豊作祈願もした方が良いのか気になります。
この答は簡単です。
月を愛でて楽しんで過ごせばいい
これが答えです。
月を愛で楽しんで過ごせば、それでいいんです。
無理に豊作祈願をしたり、変に神様をたたえる必要はありません。
お月見という文化を楽しみ、後世に残していけばそればお月見という文化の発展につながります。
それだけでいいんです。
無理に何かをしようとせず、お月見という文化を楽しみましょう。
お月見の際にすべきことはそれだけです。
まとめ
毎年行う秋の風物詩、お月見とお月見団子について解説しました!
秋の季節には1年で最も綺麗に月が見えるので、しっかりと最高の月を楽しみましょう。
またお月見に欠かせないお月見団子は現代では、アマゾンなどのネット通販でも手軽に購入が可能です。
この他にも様々ありますが、忙しい方はネット通販でサクッと購入してしまうのがお勧めです。
手軽にパパっとお月見の下準備をしてしまいましょう!
お月見とお月見団子の由来の解説でした!
それでわっ