こんにちは。

 

毎シーズン各ブランドから様々なアイテムがリリースされており、生地、シルエット、加工も様々。

もちろん、価格も。

 

展示会でもそれぞれのアイテムのクオリティ、価格を比較し、前のシーズンはどんなんだったかなーと写真と資料を見返し、他のブランドはどれぐらいだったかなーと比べ、ブランドらしさの感じられるアイテムを探す。

 

言ったら、そこでしか作れないであろう唯一無二でオンリーワンなアイテムが見つかれば最高。

もちろん、しっかりと価格も見合っていれば。

 

今はこの価格設定が難しいんですよね。

円安、物価高もあって、年々上がってる。

 

そんな時代にYOKOは毎シーズンのブランド努力が素晴らしい。

今店頭に並んでいるスーツシリーズも、オリジナルで生地を作って、新しくパターンを引いているのに、価格を2万円台後半から3万円台前半で抑えたり。

 

それでも「高いよ」っていう意見ももちろんあると思うけど、色々なブランドを見ていると、これはなかなか出来ることじゃないと思うんですよね。

 

ブランドのビジョン、世界観の中でシーズン毎により良い物を作ろうとしていく過程で、価格も上がっていきそうな中で、価格を据え置きにしたり、少し手に取りやすい価格帯のアイテムをリリースする。

 

そのために生地やジップ・ボタン等の付属品選びや工場選び等々、色々な努力を経て実現されてます。

 

ファンはもちろん、これから新しくブランドを知ってくれる人にも入りやすいアイテムを作ることで、そういう人たちを置いていかない優しさ。

 

それでいて、毎シーズンほぼ全型パータンを引き直すストイックさ。

 

僕がYOKOを好きな理由の1つですね。

 

 

今日紹介するデニムカバーオールもベースの生地は23SSから継続で使われているもの。

パンツは当時から据え置きで44,000円(税抜)、カバーオールも前回のリリースから据え置き55,000円(税抜)。

 

素材は経糸にヴィンテージデニムでよく使われる7番手の太い糸、緯糸に通常よりも細い12番手の糸を打ったデニムを使用。

見た目はしっかりしたヴィンテージ感にも関わらず、通常のデニムより軽くて柔らかいセルヴィッチデニム。
織るのが非常に難しく、色々と改良を重ねた職人の腕が必要な生地です。

 

これがホントにびっくりするぐらい軽くて柔らかい。

今まで触れてきたデニム生地とは別物。

そのため、シャツの延長で着れるので、スタイリングの幅も広い。

 

 

 

細かい部分では襟周り、前立て裏をセルヴィッチ仕立てにする等、かなり贅沢かつクラシックなスタイルを取り入れたアイテム。

 


タックボタンは鉄製の無塗装。

経年で徐々に錆びていくため、独特な風合いのルックスに育ちます。

 

 

今シーズンの袖口はラフにロールアップして着るのがオススメ。

 

 

熟練の職人が1点1点ユーズド加工を施し、ヴィンテージの着古したかの様な非常に味のあるカラーリングと風合いに仕上げています。

 

色はFADE BLACK、FADE INDIGO、FADE WHITE、SUMI INKの4色をセレクト。

 

SUMIは京都の歴史ある染め工場にて、熟練の職人が1点1点手染めで、墨染めのガーメントダイを施したスペシャルなアイテム。
インディゴカラーとは違う、唯一無二の経年変化が楽しめ、着用を重ね洗い込む度に自分だけの1着に育ちます。

 

数年後には唯一無二のオンリーワンなアイテムに。

 

オリジナルのデニム生地っていうだけでも、唯一無二なんすけどね。

 

全色各サイズ着用はコチラ。

 

 

是非店頭でお試しください。

 

 

ここからは超個人的な購入理由なので、すっとばしてもOK。

 

数シーズン前からデニムジャケットを着たい気持ちはあったんですが、所謂デニムジャケットじゃないデザインがいいなーと。

普段からオーバーサイズを好むので、全体的にゆったりしたシルエットで少し着丈の長いのが欲しい。

それでいてワーク感が少ないもの。

 

春はデニムシャツにデニムジャケット、夏前はシャツ感覚でプリントTにロールアップしてラフに、秋はパーカーにサッと羽織って、冬はロングコートのインに着たり、ダウンベスト等を合わせて着たい。

 

そんなイメージでデニムジャケットを探してました。

 

(左)23AW (右)24SS

 

23AWでもカバーオールはリリースされていたんですが、ポケットや襟、カフスのデザインが好みじゃなかったので、見送り。

 

もうちょっと削いだデザインが良いなと思っていたところに今シーズンのコレ。

加工具合、ディテールがものすごく好み。

 

 

こんな感じで着たかったんよー。

 

ということで、個人的にも推しているYOKO SAKAMOTO(ヨーコサカモト)のデニムシリーズ。

 

是非店頭で。

 

それでは本日もよろしくお願いします。

 

三上

 

 

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