個人的にここ数シーズン、機能素材であるテックアイテム中心にスタイリングを組んできました。
(もちろん継続でテック系には魅力を感じてます)
が、
とあるアイテムを見つけてから、秋冬はコレとアレを合わせたい!と決めていて、
今日はコレの紹介をしたいと思います。
≪YOKO SAKAMOTO≫
"Raglan Crew Neck Knit"
-BLACK-
¥47,300.-
EC
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確認したいことがあり、久しぶりにヨーコの展示会へ、そこでこのニットに触れた瞬間「これッ」、試着して「いいッ!」の二言で購入を決めたわけです。
こんにちは。
舘山です。
では惹かれたポイントを。
編み&生地
5G(ローゲージ)天竺編みの限界度詰めなのでギュッと編地が詰まっていて、
丁度良い厚みとハリ感が◎。
ニットを選ぶ際は厚さ関係なく、しっかりと編地が詰まっていることが大切。
理由は単純で、長持ちするからです。
デザインによっては甘い編地の物もありますが、長く形を保つことは難しいと思います。
素材
素材の比率などは様々ありますが、こちらはウール80%カシミア10%シルク10%。
ウール多め、それプラス、滑りの良いカシミア、光沢のあるシルクの混紡素材。
この比率はデザイナーにしか分からない拘りであり、その拘りが触れた瞬間の衝撃を生みます。
リブ
首回り・袖・裾のリブ加減が良くて、締め付けが強くも弱くもない、着用した際に、
ピタッと寄り添ってくれるかのような収まり具合。
※ニットもボトムスも濃い黒なので、意図して明るく撮影しております
シルエット
私のようなガッチリ体型の場合はラグランスリーブを選ぶと、より上半身が大きく見えるので、避けてきましたが、このラグランのパターンは久々にヒット!いや、ホームラン。
ヨーコの上物のパターンは身幅に対して、袖幅太めのアイテムが中心かと思いますが、このニットにおいては短丈で袖幅もそこまで緩くなく、とてもバランスの取れたシルエットになっており、私が着てもスッキリとした印象になるんですよ。
ということは、どなた様が来てもスッキリといなたさが無く着用できるということ。
このニットに出会ってから、改めて復習のつもりでウールやカシミアについて調べ、やっぱり天然のテック素材だよなと。
・熱伝導率が低く、冬は暖かく、夏は涼しい
・吸湿性に優れ、空気中の湿気を吸収する
・弾性が高く型くずれしにくい、しわになりにくい
・柔らかで軽く、保温性・保湿性に富む
・汗を吸収し発散する作用に優れている、防臭性がある
化繊のテックは化繊で魅力があり、今後も様々なテック素材が出てくるかもしれませんが、紀元前2200年頃からあるウールまたは1700年代から着始めたカシミアに脱帽です。
もちろんスタイリングでアウトドアスタイルやスポーツテイストを取り入れたいなら、化繊のテックですが、改めて天然のテック素材を取り入れたベーシックなスタイリングを楽しむのも、ある意味アウトドアスタイル?テックスタイルかなと思いますね。
お手入れについて
ブラッシング&スチーマーで十分かなと。
ウール・カシミアは防臭性があるため、クリーニングに出さなくても、ブラッシングで繊維奥に入った埃など落とし、スチーマーで臭いの元を断つ。
これで十分なケアができます。
よっぽど何かをこぼしてしまった際はクリーニング店に相談してください。
【ボトムス】
≪blurhmsROOTSTOCK≫"Soft&Hard Sweat Pants"-BLACK-
【シューズ】
≪Graphpaper≫"REPRODUCTION OF FOUND for GP RUSSIAN MILITARY TRAINER"-GRAY-
【ソックス】≪ROTOTO≫"LOOSE PILE CREW SOCKS"-YELLOW-
上下、ド・ブラックで合わせて足元に品のあるグレー&差し色(原色系)。
シンプルに合わせて、質に拘った大人な雰囲気でファションを楽しんでみても。
完全に個人的な買い物になりM・Lを各1で仕入れましたが、Lは私が購入したので、
残りMのみ。
本当申し訳ないのですが、個人的な物欲優先の仕入れなので、
この良さが伝わり、欲しい!と思ってくれた方は
是非ぜひ、ジャパンメイドのニットを。
それではお待ちしております。
YURAGI
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