(※2026年2月15日開催 ZINEフェス横浜へ

出展した感想まとめ。こちらは続編です)

 

 

続編は、雰囲気にフォーカスしてみる

の回です。

 

ZINEフェスには

独特のおおらかさがあると前々から思っておりまして。

そのことについて触れつつ、

あくまでも主観的な感想を書きます。

 

 

ご存知の通りZINEフェスは

ZINEの名を冠したイベントではあるものの

各ブースで取り扱われるアイテムはZINEに限りません。

公表されている諸々の出展条件を満たしていれば

OKなので たとえば

同人誌歴の長い方が出展されるケース、珍しくはないです。

今回のZINEフェス横浜でも、同人イベントにはよく出るけど

ZINEフェスは初めて という方が多くいらっしゃいました。

「自分で作ったグッズを販売したい。でもその機会がない。

だからZINEを一冊作って来た」と仰る方に出会ったことも

一度や二度ではありません。

 

作り手としてイベント出展にご興味のある方が

もし背中を押してくれるポイントを探しているなら

ZINEフェスでは、それを見つけやすいかも。

と思ったりします。

 

 

 

 

では実際のところ

ZINEフェス横浜の会場を歩いてみると

どんな感じなのでしょうか⋯⋯ 

 

 

フェスですもの。

ZINEも同人誌もグッズも何もかもが、まず一斉に目に飛び込んできます。

気さくに声をかけてくださる作家さんクリエイターさん多数。

あちらこちらから人の手が伸びてきて

目前に迫りくる見本誌やフリーペーパーの数々。

 

なんだか面白い格好してる人もいたりして

(私はそういう方へは視線を向けない派です。

 目が合ったときどうしたらいいかわからない)、

視界に収まりきれない圧倒的な情報量が飛び交います。

 

目的のブース直行直帰ならば話は別だけど

この百花繚乱な状況下での出会いこそZINEフェスの醍醐味。

一瞥なら「本の体裁であるもは、本」でしかなく(言い方極端)、

なかでも気になる一冊に出会えた場合には

それがZINEなのか同人誌なのか

なんて判別はあってないようなものですよね。

 

引力を高めたり、見落とされないための工夫が

大事だったりするのは言わずもがな

ジャンル不問で「いいものは、いい」と

真価を認めてもらう絶好の機会になり得ると思います。

 

 

 

 

 

ちなみに

お客様の層:老若男女幅広いです。

人の流れ:常に盛況。波は読みにくいです。

スタート直後が多いとか、終盤にかけて少なくなるとか、

他会場ではそういった傾向もあるのかもしれませんが

ZINEフェス横浜では、あまりあてはまらないように思います。

 

これまでのZINEフェス横浜と明らかに違うと感じたのは

やはり人の出入りが増えたこと。会場の規模が大きくなり

一期一会感が強まった。

 

そんな中 何名かの方と再びお会いできたのは奇跡です。

私にとって、これほど嬉しいことはありません。

「前のZINEフェス横浜のときは、このZINEを選んだ」と

お声がけいただけて 感激しました。

嬉しさを未だ噛みしめる日々です。本当に嬉しかったので⋯

いつも、ありがとうございます。

 

 

.....

そろそろ終わりに向けて。

 

こうして想いを巡らせていると

ZINEフェスの良さのひとつである

適度な緩さ。の価値、尊さを再認識するに至ります。

ルール雁字搦めでないことが 実は

かえって互いの領域を侵襲し過ぎない距離感を保ったり

一方、全体の協力意識をうっすら高めていたりするのでは。

さらにそれがなんとなく文化祭的な雰囲気を醸し出して

「なんだか楽しそう」という来場者の視点につながっている、

ような気もします。多少言い過ぎ感はあるかもしれませんが。

 

ただ、楽しそうな気配を感じさせる、というその一点だけでも

イベントとしてものすごい実力だと思うのですよね。

 

まず意図した通り醸し出せるかといえば なかなか。

でも、実際に人を動かしてしまうのだから

気配というものの計り知れなさ。常々感じます。

 

 

 

 

多くの人が集まって なお適度な自由があるということは

下地には個々の良識とか 責任の伴う行動が大前提なので

ある意味「担っている」認識を備えた多くの方々により

そっと支えられて成り立っている非常に幸運な状況

のようにも思う。

だから

どうか履き違え事案が発生しませんように と願いもする。

 

この稀有な緩やかさ、この絶妙を、

ZINEフェス横浜ではなんとか保っていけたらいいなと

私ひとりの力でどうこうできる話ではないですが

思う次第です。

 

.....

ZINEフェス横浜、

これからは年一回の開催になるということで

次は2027年⋯ 待ち遠しい⋯