定食屋、居酒屋、バーでもどこでも構わないのですが

飲食店でメニューを眺めるとそれだけで気分が上がる〜♪

ってこと、ありませんか? 

 

料理名 その字面だけで味わいの想像をかき立てられ

なんて美味しそう……!と思ってしまう。

そんな場面、私にはよくあります。

 

 

 前菜盛り合わせ

 真鯛の炙り

 自家製ポテトサラダ

 海老とレモングラスの和えもの

 フィッシュアンドチップス

 春菊の天ぷら

 中国茶のブリュレ  

 

 

……

 

ということで

突然 美味しそうなものを羅列してみましたが

 

小説「聞き役の独酌は反芻して終わる」には

たとえば上記のような料理名がいくつも登場します。

 

各章の冒頭には、料理名の連なり。

それはタイトルとして、シーンの切り替わりを表すものですが

 

実は、

独酌を好む主人公の特性にかかわる

「とある仕掛け」も隠されています。

 

ストーリーとしては淡々と、静かです。

でも、仕事や人間関係、色々抱えることもあります。

 

私達もそうですよね

 

どうしようもないと頭ではわかっていても

心は揺れ動いたり

取るに足らないような諸々を愛でたりする、

日常。

 

傍目には、何も変わらないように思えても

日常は刻々と変化してゆくものなのです。

 

………

 

 

溢れ出るものに蓋をして、

何気ない顔でやり過ごしてきた人はいますか。

そんなあなたにも 読んでいただきたいです。

 

 

あなたのそばに守ってくれる大人がいなかったこと、

もっと嘆いてもいいんだよ。

 

 

 

機会がありましたら

ぜひお手にとってみてくださいね