この時期、街を歩いているといつも思います。

 

特有の静けさが、

街にやってきたと。 

 

既に仕事を納めて出勤しない人や

年越しのためにもう別の場所へ移動を終えた人が

多い、ということなのでしょう。

 

そして年の瀬の雰囲気をまとった静けさが

どこからか、代わりにやってきて

ひとけのない街の空気を

澄んだ冷気とともに塗り替えてゆく。

 

夜になると特に、

そんな作用がひっそりと加速しているのでは、と思います。

 

だって、べつに初日の出じゃなくても、

朝日が特別にきれいに見える気がするから。

 

明日の朝も

カーテンを開けるのが楽しみです。