娘に聞かれて答えられなかった事…

こんばんは

昨夜、娘が突然

「ママとパパ、どちらかが死んだら私も死ぬ生きていけない」

と言い出しまして…

そっかぁ…そりゃあ大事な家族が居なくなったら悲しいし寂しいよねって思ってたら、

娘「だって、どっちか死んじゃったら働けないからお金無くなるし、生きていけないでしょう」

私「お金の心配か〜い」

娘「それもあるってだけとにかく、生きていけないから、私も死ぬよ」

私「あのねー、残念だけど、そんな理由で死んだらママ達は天国行ってココちゃんだけは地獄に行っちゃうから会えないんだよ生き物全ていつかは死ぬわけで…いずれ死んじゃったらまた死後の世界で（あればだけど…）みんなと会えると思って、焦らず生きてる日々を楽しく過ごさないとね」

娘「うん…でも、人って生きてるより死んでる時間が長いじゃん」←表現が天才的確かに人の一生なんて一瞬よね

私「うん…」

娘「それなのに、何の為に生きるの」

これって、生きる者の永遠のテーマだと思ってる私

私も20代の頃、思春期をこじらせたのか何故自分は産まれてきたのだろう…何の為に生きているのだろうと毎日考えてた…

親には沢山愛情を与えてもらったのに、孤独を感じる事も多かったのですが…

30代で娘が産まれると、この子を死なすわけにはいかない私がいなきゃ❗️と母性の影響か、生きる意味を見つけすっかり悩む事も無くなっていて…

そうか、子孫を残す為に生きてるのかと一瞬思ったのですが、

子育てがひと段落すると、←まだ小6だけど、終わった気分

何より、娘は娘の人生であって私の人生じゃない

子どもを育てるだけが生きる理由じゃないぞ

と、気付き…ここ最近はまた同じように、何の為に生きてるのだろう…と模索中

なので、娘の質問に答えられませんでした

これはきっと答え無き永遠のテーマですね

以前、娘が寄りたがった雑貨屋さんで…

なんとなーく手にしたこちらを買っていたのですが

生き方…彷徨ってる証拠

でも…意外とこれも40代あるあるだったりします❓

一旦話は逸れますが、娘が小学5年生の時に国語の教科書にも載っていたのですが、

幼児に大人気のアンパンマンを誕生させた、やなせたかしさんのお話…

戦争で弟を亡くし、辛い経験をもとに、正義とは何だろうと問い続け…ある時、

『おなかがすいている人に食べ物を分けてあげる事が本当の正義だ』

と気付きます。

彼は、54才という年齢であんぱんまんの絵本を出版しましたが…

大人達には、

「顔を食べさせるなんて残酷…」

と始めは不評だったんですって

そんなんで、人気が出なくとも…

『自分の食べる物をあげてしまったら、自分が飢えるもしれない…いじめられている人をかばったら自分がいじめられるかもしれない…それでも、どうしても誰かを助けたいと思う時、本当の勇気がわいてくる。正義を行い、人を助けようとしたら、自分も傷つく覚悟をしなければならない。』

という信念を持って書き続け…

次第に子ども達に伝わり、気付けば幅広い世代から愛されるヒーローに

アンパンマンがアニメ化されたのは1988年で、やなせさんは69歳だったそう。

まさに大器晩成ですね

アンパンマンって普通の強いヒーローではなく、顔が濡れたり欠けちゃうと、すぐに力を無くしてしまう…むしろ、とても弱い…ヒーローだな…と思うのですが、

困った人や傷ついた人がいれば真っ先にかけつけて、自分の力が無くなろうともためらうことなく顔を食べさせてくれる…

それこそ本当の強くて優しいヒーローだなと…感じました

今の世の中、自己犠牲を払ってでも誰かの為に動ける人がどれくらいいるのでしょうか。

物価高騰、年金問題…

自分の事で精一杯

今、私は40代です。

漠然とですが、やっぱりこれまでの自分の人生を振り返ってみても、人と関わりながら、人の役に立つ事がしたい…

何より、やなせたかしさんのように、私も、これ❗️という生きがいを見つけて誰に何と言われようと貫き通して生きていきたい

40代って…祖父母や、自分が幼少期に可愛がってくれた親戚のおじさんやおばさん方の死を経験する事が増えたり…親の老いを感じて、命には限りがある事を凄く実感する年齢かなと…

平和を願うくせに、穏やかな道よりも荒れたいばらの道を選んで進んで行ってしまう性格なので（チャレンジや冒険が好き）、40代のこれからをどう生きるのかは自分にも分からないけれど、

今は、50代になった時に何か少しでも形になっていればいいな…とか、死んでからも私の生きた証、カケラでもいいので残したいなとか漠然とした願望はあります。

なので、やなせたかしさんの生き方にいつも勇気づけられます✨

何かを始めるのにも、何かを続けるのにも遅すぎる事はないんだなって…

自分の気持ち一つですね

この本を読んだり…まだ途中ですが

人生の先輩方にいろんな話を聞いて、

40代、少しでもプラスな気持ちで日々を過ごせればと思います

最近、日中は汗ばむ日が続いてますが、夕方は風がとても心地良くて夕食後に娘とのんびりお散歩したり、

一輪車の練習に付き添ってました

この間は、娘の練習の成果がなかなか出なくて、転けまくりでやきもきしてしまった私…

私「ほらっちょっと一輪車貸してごらんこういうのはね〜、いろいろ考えずにさっと乗って〜…」

と言いながら、片手街灯を掴んで乗ってみた

フラッ

私「あらっ」

内心→こわっ

私「乗ったら、さっと手を離してペダルをこぐのんっあらっ何でかな手が…全然離れないね…」←正確には、怖くて離せない

グラグラ…

気付いたら、両手で必死に街灯にしがみつく私

娘「ママ転ばないでよ」

私「と、こんな感じで頑張ってね交代で〜す」手を離したら…どうなるか想像できたので、無理しませんでした

結局ママは大人しく、コーヒータイム

あ〜、お外気持ちいいサイコーずっと外に出てたいって思いながら、娘の練習を見守ってました

で、娘は、手を離して3こぎ位できるようになってきました👏

いつも、そろそろ帰るよ〜って言ってもイヤだと帰りたがらず、真っ暗になってもチャレンジし続ける娘。足はアザだらけ…

諦めない心…生きる上でとっても大事ですね

これからの娘の人生も、きっといろんな事あると思う。。。

人生、楽しい事ばかりじゃないから

でも一輪車の練習をしている娘を見ていたら、きっといろんな困難も乗り越えていけるはずと思ったし、

何の為に生きるのかは、一生考え続けるだろうけど…

娘に願う事は、生きてて幸せって思える事に沢山出会えってくれればいいな

私も、未来の幸せばかりを願わず、今を大事に、日々プチ幸せを見つけながら楽しく生きていかなくちゃと改めて思ったものでした

今は、梅雨に入ったので一輪車の練習は一旦中断してます

紫陽花がいっぱい

ピッチピッチチャップチャップらんらんらん

梅雨も楽しもう

あっ、そうそう昨日も、早朝にお弁当を買って来ていた主人。

安っ

みんなそれぞれに食べたいのお皿についで、美味しく頂きました

ではまた