幸せは、周りを少し不幸にする。
という言葉をこの前読んで。
言い得て妙だなぁ、とぼんやり思ってしまった。
私が幸せだから、周りも幸せ。
っていう図式は確かにあるし
うんうんそうだな、と納得していたけれど
私が幸せだと、周りを少し不幸にする。
という言葉は、
なんと言うんだろう。
カウンターをくらった気分になったのです。
そうじゃない!と言いたいけれど
その通りだな、、と思ってしまう感覚。
もし目の前にぽんと石原さとみが
キラキラした笑顔で現れたら
確かにとてもとても嬉しいし幸福だけど
それと同時に、少しだけ悲しい。
いいなぁ。可愛い顔だなぁ。
と、一抹の切なさのような
悲しさのようなものが生まれる。
なんでそんな幸せなの?
私はそんなに幸福じゃないのに。
なんでそんなに沢山持ってるの?
私は少ししか持っていないのに。
という、嫉妬のような悔しさが
もわもわと胸の中に漂う人は
きっと沢山いるのだと思う。
幸福を発信するって
つまりそういうこと。
誰かの「負」も同時に受け取るということ。
あまりそれが理解出来ていなかったけど
その言葉で
きゅーんと胸を掴まれてしまったのです。
私は自慢したいわけでも
誰かの劣等感を刺激したいわけでも
誰かを不幸にしたい訳でもないのにな。と。
でもさ、なんだかさ。
そんな気持ちをヨシヨシしてあげないと
次にいけない気持ちにもなりました。
誰かを少し不幸にするけれど
誰かをとことん幸福に出来るように。
頑張ります。