真剣交際の長い一日~ハグと告白の行方~ | オトメン旦那を尻に敷けない ~毒親と婚活を経て、結婚~

オトメン旦那を尻に敷けない ~毒親と婚活を経て、結婚~

婚活→新婚生活、実家(毒親)対応、旦那の料理。嫁の成長(旦那による育て直しの記録)、妊娠中の話。

2020.2.11(月・祝)回想記録、

2.16(土)記入の日記より抜粋。絵文字追加。

 

一緒にチョコを選ぼうと提案して、デパートの地下2階の催事場に行った。

エスカレーターの下の斜めになっている所で、

「で、ひととおり見た中で、どのチョコがいい?ニコニコ

「え、俺が選んでいいの?すずさんが決めなくていいの?びっくり

「うん」

「じゃ、そうしたら、今度ホワイトデーは、また一緒にチョコ選びに行かなくちゃじゃんガーン

「うん、むしろ、それの方がいい。ホワイトデーのお菓子は食べられないものが多いから、私が選ばないとニコニコ

(※私には食物アレルギーがあります)

と、話しているうちに、なぜか後ろからギュッとハグされた。理由は不明…ガーン

 

西口公園でチョコをひととおり食べ終え、かなりいろいろな話も弾んだ後、

「あ〜、こうやって公園とか何もない所で、ただただ楽しくのんびりお話できるって、やっぱり、ハーブティーさんに決めて良かった爆笑

とつい、言ってしまい、

「違う、違う、これって私、今コクっちゃってるじゃん!ほらほら。ハーブティーさんに、むしろ告白してもらわなきゃ!ね、ほらどうぞ、告白して!チュー

とバトンを渡した。

 

「自分はあまり口が上手くない方で、あまりしゃべれないのに、すずさんと一緒にいると、自然体で、たくさんしゃべれて、楽しいんです照れ

 

自然体という言葉が一番うれしかった。その言葉を内心期待していたんだと思う。お互い自然体が良いもの。今の状態で、自然体でもあるのならば最高だ。

「じゃあ、今ので告白完了ってことね。それで良いのね?ウインク

と立ち上がりながら念を押したら、向こうはまだ押しが足りないと思ったのか、

「好きです!すずさん…照れ

と振り向いて、前から盛大にハグ。

公園で、大人も子供も周りにいるし、恥ずかしい…と思いながらも、うれしくて、背中に手をまわした。

それなりに長かった。

 

 

 

 

駅に再び戻って、

「なんか寒くなってきたねアセアセ

と言うと、

「じゃあ、お茶でもしましょうか口笛

と、あざやかに言われたが、

「え、そういうキャラ?そうじゃないでしょ?笑い泣き

と強く突っ込みをしたところ、ハーブティーさんは驚きつつ

「もう〜!チュー

と笑いながら、前からギュッとハグをした。頑張ろうと背伸びをしている所を突っ込まれ、相当うれしかったのか。Mタイプなのか、またまたあれこれ理由を想像してしまった。

3回とも、かなり自然の密着感の、柔らかいハグだった。身長差もほどよいし、お互い厚着だし。タイミングはちょっと不明。でも来る!来た!!とうれしく思った。私、本来はめちゃめちゃスキンシップ大好きだからなあ〜。(その辺の妄想は小説世界に描きまくりの欲求不満状態)私達は、本当に、男と女なのだなあ、と改めて思ったラブ

お見合いで出会ったのに、この人良い人だな、と思ったのに、素顔もタイプで直視できないのに、いくら話しても話が弾んで止まらないのに、一緒にいて疲れるどころか元気になるビタミンなのに、男として意識し、女として惹かれる。こんなに贅沢な思いを味わえるなんて。どう考えても、恵まれすぎ幸せすぎでしょびっくり

 

やはりストレスにならず居心地のいい、体調の良くなる異性なんだ照れ音譜

 

記憶に残る一日だと思った。日を経るにつれ、これはぜひ記録に残すべきと思った。他にも家具家電の話もしたが、私はそれほどこだわりがないので、「冷蔵庫以外は全部持ってきて!爆笑」と言って済んでしまう。

 

本当に、これから先、プロポーズ・先方の親挨拶までスムーズに行ければいいなと思う。この人と触れ合って、愛し愛されて、楽しく笑って暮らしていきたいなと思う。

 

「こんな風に、年を重ねていければと思います」ともLineでも言われた。

 

そうなりたい。

 

 

 
毒親付きのアラサー婚活回想録byすず(伊吹翠珠)