息子と公園に行くのがキライだった。


公園遊びがイヤなんじゃない。


私と息子だけの公園なら
むしろ好きだった。
 


木が風に吹かれて、わさわさーって揺れる音も 
スコップで砂に穴を掘るのも
ブランコに揺れて風を感じるのも

全部大好き。



問題は、息子とわたし以外の誰かが来たとき
いつもわたしの中で起こっていた。


息子が周りに迷惑をかけないか
イヤな思いをさせないか
癇癪を起こさないか


常に監視することに
神経を張り巡らしていたから。


休みの日の公園遊びは
いつだって、パパにお願いしてた。




それが


「周りを不快にさせないように」が
わたしのなかで溶けてきて


今日、久しぶりに長男と2人で
公園に行った。


先に、
同じ保育園に通っている
いつも遊んでるうちに
息子と小競り合いになるお友達がいた。


あっ、、


一瞬いつものように「ケンカしちゃうかも」がよぎって反応したけど


すぐに、
あぁ大丈夫か。
って元に戻った。


この、あぁ大丈夫か。は、


ケンカにはならないだろう。


ではなくて


ケンカになっても、大丈夫か
っていう意味。



これ、全然違う。
真逆くらい違う。


で、そのあと。



ほんとうに楽だった。
心が平和だった。

わたしもちゃっかり砂遊びをしながら、
息子とお友達が遊んでいるのを見ていた。


ダンプカーに砂を詰め込んだり
キャラクターの顔の型取りを一生懸命やったり、
それぞれで楽しんでいた。


途中、息子が
お友達の砂場セットを何も言わずに使ったり
急にお友達に「べー👅」っをしたり
そんな場面があった。


今までなら 
「ちゃんと、貸してください した?勝手に使ったらダメだよ」
「こら、べーしないよ!」


って息子の一挙手一投足を
見張って、正して、ジャッジして
を繰り返していたのだけど



今日は、ただ見ていた。


ただ、そこにいた。



そしたら

お友達と2人で
ちゃーんと話して


友達:それは砂用じゃないから、使わないで。

息子:じゃあどれ使えばいい?

友達:はい。(スコップを貸してくれる)

息子:はい。(自分のスコップを代わりに貸してあげる)

って、やってたのよ。


ただただ、幸せな時間だった。
息子とお友達に、教えてもらった。







悩んでること
根っこの根っこには
なにがあるだろうか。


目の前のことは全てギフト


 潜在意識を知りたければ
現実を見れば丸裸


こういうことなのね。

愛しかないって
これなのね。


まったく面白いぜ!!!!

これだからやめられない。


これからも
オタクの追求は続く。