僕の母方の実家は
明治時代から戦前まで
会津若松でカトリックの宣教師を
屋敷に住まわせて世話をしていたほどの
家柄ということもあり
よって
母は熱心なカソリック信者
でも
僕は無宗教というか
神と仏は同じ存在
時代、土地等に合わせて
姿を変えて人類に教えを説いたと
考えている
だからキリスト教でも仏教でも
その正しき真理のみ信じてる
母の影響で
カトリックの幼児洗礼を受け無かったのは
父が宗教は個人の自由だから
本人の意志がはっきりない時点で
勝手に宗教に属するべきではないとの
考えからだ
門の前で教会を眺めていると
見知らぬ上品なお老婆に
急に話しかけられた
「私はここの信者なんですけどネ
あの屋根の風見鶏のようなもの
全国の教会の中でも
あるのは珍しいんですよ
是非、写真にお撮りになってネ」
なんか導かれるように
教会の敷地に足を踏み入れる
重厚な佇まいは
もちろん伝統的建造物
胸に秘めている想いを
本当は
吐き出して楽になりたい
キミへの想いを
聞いて欲しい
そんな気持ちにすらなる
聖堂の中に足を向けました
玄関口までしか撮影が
許されていないので
聖堂内部は撮ることができませんでしたが
入口ではルオーのものと思われる
ステンドグラスが
僕を迎えてくれました
聖堂に入ると
一氣に僕の体の中に
凄く良い氣が入ってきました
僕はここに
来るべくして来たんだと確信しました
心が浄化されていくのを
感じることができました
こんなに良い氣を感じることができるなんて
自分でも不思議なくらいでした
函館に来たら
宗教を問わず立ち寄ってみてください
何か素敵な氣が得られると思います
あの風見鶏は僕の
行くべく道を教えてくれているのかな?
ということは
あの上品な老婆は・・・