苦しいことから逃げると嬉しいことも来ない | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。


以前にこのBlogで書いた記事「沈黙」 ↓ の中で紹介した本で、

http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11623665419.html

小さな町の小さなお寺のお坊さんが書いた

太陽出版『「どうせ自分なんか」から「こんな自分でも」へ』

(望月泰彦著)という本がありました。


 



今日は、その本の中から「逃」という章を紹介したいと思います。

「苦しいことから逃げると嬉しいことも来ない」

「苦しい」と思える出来事に遭遇した時、多くの人は、

「そこから逃れたい」と考えます。

苦しい状態のままでいたいはずがありません。

しかし、「逃れたい、逃れたい」という意識が

強くなればなるほど、苦しみというものは

よりいっそう深くなってしまうのです。

なぜか?

それは「苦しみから逃れたい」という自分の思いと、

苦しい現実との不一致が、絶望感となり、

よりいっそう重くのしかかってしまうからです。

どうすればいいのか?

もし、現状が変わらないのであれば、

自分自身の意識を変えていくしかありません。

どう変えればいいのか?


 


それは、「この苦しみから逃れたい」をやめて、

「この苦しい経験が、いつの日か役にたつ!」

と強く信じることです。

自分自身の意識改革です。

これならば現状は何も変わらずとも、

自分の未来に希望を持てます。実際、私自身も

これまでの人生、さんざん苦労してきました・・・・・。

しかし、今、振り返ると、

楽しかったこと、嬉しかったことよりも、むしろ、

つらく苦しかったことの方が、

今、自分自身の役にたっていることが多いのです。

以前、派遣社員だった頃、

私はワーキングプアでした。

何年間も、経済的にギリギリのところで生活していました。

しかし、その生活苦にあえいだ経験があるからこそ、

自立心が鍛えられ、

また、節制することの大切さも学ぶことができました。


 


意味のない苦しみなんてない!

今、私は、そう信じて生きています。

「無意味だ」と思うから、よりいっそう苦しくなるんです!

人生、すべてに意味があり、

すべてが無駄じゃない!

そこから必ず、

得られるものがあり、

学ぶべきことがあり、

ためになることがあり、

参考になることがある。

何かを自分に、教えてくれているんです。

すべてが

ありがたい。

人生、何ひとつ

無駄なし。

人生、思うようにいっていない時こそ、

自分の内面が磨かれているんです!

それこそ宝です!


 


僕は、この章を読んで、

その通りだなと思うのですが、

どうも、まだ自分自身では受け入れられていません。

僕は逃げていません。

でも、

何故なら、これだけ毎日死ぬほど苦しんでる。

このBlogでも紹介するように、渡辺和子さん、今東光

そして、この本などを読みながら、

偉そうなことを書いているので、

とっくに頭の中では色んなことが整理できているし、

理解もできている。

でも、心が、心が、どうしようもない。

好きで人間関係について悩んで考えている訳ではない。

寝ても覚めて、夢の中までも

四六時中、

知らない内に、その悩みについて考えている。

できれば、考えたくない。

できれば、三顧の礼をもって、

僕の中から、心の中から出ていって欲しい。

それでも、ふと気づくと考えている。

どうしたら、いいのか自分でも判らない。

いつになったら、すべてを忘れられるのだろう。

もっと、もっと人間的に成長しなきゃ駄目ですね・・・。



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