相田みつを美術館 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

東京国際フォーラムでの

「エフピコフェア2013」の見学を終え、

会場隣にある、

この美術館に久しぶりに足を運びました。







心が折れそうな時って

ありますか?

懸命に守っていた決壊線が

自分の意思とは別に

何かのきっかけで、

それを超えてしまった時、

自分ではどうしようもなく

頭では判っているのに、

コントロールできなくなってしまう時。

自分の力の無さに絶望し

どうしようもなくなってしまう時・・・。

生きているのが辛くて、

死にたくなってしまった時・・・。




 



そんな時に

行ってほしいところが

あります。

「相田みつを美術館」

http://www.mitsuo.co.jp/museum/index.html




 


ユピロ菌が

初めてここを訪れたのは

もう10年以上前。

場所もまだ阪急ビルにあった頃。

そして、その時、目にしたのは

茶髪で乱れたセーラー服をきた

いわゆる不良少女。

そんな彼女が

ある書の前で涙を流していました。

ただ、ただ一身に涙を流していました。

もちろん、理由は判りません。

でも純粋な心を持った少女なんだなと・・・

思いました。


 



なにかの理由で傷ついて、

きっと純粋だからこそ、

その感受性の強さから、

彼女は

不良化してしまったのかもしれません。

その少女に相田みつをの書は

生きる勇気と

立ち直る力

を与えたんだと

僕は確信しています。

その少女は、その後どうしたのかは

知る由もありませんが、

幸せになっていてくれることを

僕は願ってやみません。

悲しみを知らなければ、

人は人に優しくなることはできません。

ましてや、人の事を自分の事として受け止めて、

その人の幸せだけを考えることもできません。



 



相田みつをさんの書は

一見、下手な字、

殴り書きのような字。

でも心に訴え掛ける力強さがあります。

それは相田さんが、人生の殆どを

死ぬような辛さの中で行きぬいて、

それは肉体的というよりも、

精神的な辛さを味わってきたからに他なりません。

死ぬか!生きるか!

その紙一重の中で

もがき苦しんだのだろうと思います。

そして行きついたのが「真理」!

物事の本質に他なりません。

だから、その言葉は

この胸に響くのだと思います。

苦しみ抜いたからこそ、

人の優しさを感じ、

また人に優しくできるのだと思います。



 


ただいるだけで

あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる

あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ

そんな
あなたにわたしも
なりたい

        みつを

相田みつをさんの

言葉は人間愛に溢れています。

「愛」とは

「相手を好きでたまらないという気持ちや、

本当に大切に思う気持ち。

どんなに自分の犠牲をはらっても

大切にしたいという気持ち。」を言うそうです!

良き出会いを!


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