今日もユピロ菌が崇拝する今東光の
好きだった言葉より。
↑ユピロ菌がインターネットオークションで
入手した「極道辻説法」のレコード
「遊戯三昧」
「ゆげざんまい」
と読む。
「遊戯(ゆげ)」とは仏教では
「心に任せて自在に楽しく暮らすこと」とか
「仏のような自由自在な境地」
をいうのだそうです。
今東光は、
このレコードの中で相談者の
「人生とは、何ですか?」
という問いに対して、
「いい言葉を教えてやろう。
それは遊戯三昧という言葉だ。
遊んで遊んで遊び尽くせば
何かに突き当たって掴むものがある。
何もやらない虚無よりも、たとえ失敗しても
傷心の方がはるかに貴いものなのだ。
空々寂々たる人生なんて 糞食らえと思うべし」
と言っています。
(前にも紹介したYouTube「今東光のレコード」より ↓ )
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ycdeFgpRQCA
ユピロ菌は一人前には、なれなかったが、
バスケットボールの公認レフリーを目指したことがある。
バスケットボールの審判は自らも相当走り、プレーに追いつき
ファールや反則を判定するので、選手以上に大変だ。
当時、指導してくれる人から、「もっと走れ」と言われた。
ユピロ菌は訳も判らず、ただ走ってたが、
これは、とにかく全力で走る中で、判定を判断するポイントが
見えてくるという意味であったんだと思う。
楽器でも一度、死に物狂いで、血を吐くまで、24時間演奏してみる。
そこに今まで見えてこなかったものが見えるのかもしれない・・・。
初めて気付くことが、あるかもしれない。
遊びでも、仕事でも、趣味でも、ひたすら一生懸命やることで、
初めて掴める、そして見えてくるものがあるのでしょうね。
「遊戯三昧」こんな生き方をしなくてはいけませんね。