関東平野部では、ここ数日気温も安定してきて、

外に出るのが嬉しい時期に入ってきたようです。

 

周辺のホームセンターの食虫植物の取り扱いは

大体GW明けからなので、簡単には入手できませんが、

仕事で遠征した時にはつい園芸店やホームセンターに寄ってしまいます。

 

そんな中、昨日は枯れ死間近のサラセニアを救出しました。

 

トレーは室内の棚の奥にあって、その中でもこの株は一番奥にあり、

鉢の真上には棚の天板により照明もほぼ届かない悲惨な場所です。

おまけに水切れで乾燥し切った状態のサラセニア プルプレア ベノーサです。

 

すでに萎れかけていて、数日以内に昇天しそうな株でした。

 

定価販売だったので躊躇いましたが、

鉢の軽さに耐えきれず、

そのままレジに行ってしまいました。

 

ウチに連れ帰った直後です。

おそらく入荷後、一週間ぐらい光に当てておらず、

水もその時に入れたままだったのでしょう。

用土のピートモスはカラカラです。

 

はたして自分の腕で救えるかな。

まぁ、絶望的なら入手しませんが、助けられる可能性があると判断しております。

 

 

早速、潅水して、日陰に置いてみました。

 

一晩経ち、本日の様子です。

萎れていたピッチャーが復活してきました。

植え替えしたいところですが、余計に弱りそうなので

妥協してそのままです。

 

そのかわり、野々山園芸さんの鉢に鉢ごと入れて

腰水栽培することにしてみました。

この鉢は、鉢底に穴が空いていないので、

こういう時に役立ちます。

 

強光を好むサラセニアとはいえ、

このような株をいきなり日当たりが良い場所に置くと、

おそらく葉焼けしてお陀仏になるので

禁忌な行為と思っております。

 

しばらくは、日影栽培です。

無事に回復したら植え替えして、また紹介したいと思います。

 

さて、どうなることやら。