N. virdis(ウィリディス)

 

ネペンテス ウィリディスは、

フィリピンの海岸地域の海抜0〜50m付近に自生する

低地性ネペンテスです。

 

アラータの近縁で、2013年に記載された、

かなり新しい種です。

 

ジブンの株は、昨年の秋にAWから入手しました。

 

今回、初ピッチャーです。

細身で下膨れは予想通りですが、

ピッチャーの色彩が予想と随分違うものです。

 

う、う、美しいです。

 

 

入手時にみたウィリディスの参考画像では、緑色が強く出ていたので

このピッチャーをみて面食らってしまいました。

 

蓋が開いて2日目ですが、今後緑色に変化することはまずないでしょう。

 

まぁ、この葉の色を見て、緑色のピッチャーがつくことは

あまり考えられないのはわかっていましたが。

 

この葉の色、輸入当時からでしたが、

当初は葉焼けかもしれないと思っていました。

でも、その後の新葉の色も同じ色だったので、

どうやらこの株自体の色だったのでしょう。

 

ご覧の通り、入手した株は挿し木した苗です。

 

節間が、かなり長いです。

大体、9センチ強の節間です。

この株も順調に大きくなったら、屋外の温室栽培不可欠になるでしょう。

 

現在の室内のケースでは、天井の照明に届きそうです。

その代わり、強い光量を受けるので、

超低地性の本種には都合が良いかもしれません。

 

今回は予想外のピッチャーをつけましたが、今後はどうなるかわかりません。

もし、以降に葉もピッチャーも緑色になったら、それはそれで面白いです。

ジブンの予想では、この色彩のままのような気がします。

 

 

やはりこういう想定外のことがあるから、

マイナー原種は面白いです。

やめられません。

 

★ウチの環境は夜冷えるので、その影響可能性があります