最近、コオロギ食が物議を醸しているようですね。
政府や意識が高い人達はそんなに遠くない将来に備えて推進したいようですが、
現代日本において多数の人の嫌悪感を払拭するのは無理かもしれません。
生理的に受け付けないものを食べさせる困難さは論理や数値では測れません。
特に日本人は美味しいものの執着が強い国民性で
有名人のオヤツが話題になったりするお国柄ですから。
多くの現代日本人が口にしたことがない虫、特に食用とはいえコオロギを食すというのは
話題だけでも拒絶反応が出るのは仕方ないかもしれません。
人は論理思考と感情どちらも持ち合わせていますので。
ジブンは追い詰めらた時、生きていくためなら何でもするようなタイプなので
野生のコオロギだろうが×だろうが、火を通せば原型を留めていても食べるかもしれません。
実はとある動画をみてから、虫を食べることの閾値が結構下がっております。
その動画とはYouTubeのディスカバリーチャンネルです。
この冬からエド・スタフォード氏のサバイバル動画を見始めたのです。
まだ全部鑑賞していないのですが、ジャングルなどで全裸でスタートすることが多く、
装備も食料もなしで一定期間過ごす。持参品は撮影用ビデオカメラと緊急用通信機器と医療キットのみ。
飲み水さえなく、自力で食料を探して火を起こし、生きるためなら泥水を啜り、
飢えにあまり虫も食べるシーンもあります。
時にはギブアップ直前まで追い詰められてしまいます。
どの動画も兎に角壮絶なのですが、
特に印象深いのがマダガスカル編です。
10日の間で徒歩でとある漁村を目指すのですが、
想像していたマダガスカル島のイメージとは異なり
東南部は灼熱と乾燥地獄でした。
どデカい島なので地域によって気候が異なるようですが、
マダガスカル島のイメージを大きく変えたとても印象深い動画です。
まさにアフリカ。
このブログでマダガスカルといえば、ネペンテス マダガスカリエンシスですね。
本当はネペンテス マダガスカリエンシスを紹介したかったのですが、
以前紹介した種から育てた苗は残念ながら育ちませんでした。
その他の植物といえば、昨年の春に入手したドロセラ マダガスカリエンシスです。
葉挿しで増殖したのは良いのですが、何故か大きくならずに先月ロストしました。
主茎も枯れたのですが、先月新芽が吹いてきて復活したところです。
見ての通り鉢が汚れていますが、鹿沼土の用土も表層が汚れているので
本日植え替えをしてみました。
大分スッキリしましたね。
用土は先日のサラセニアの植え替え時に用いて余ったチリ産の水苔です。
少しだけ葉挿しと根伏せもしております。
新芽が出ると良いのですが。
この種は高温と高湿度を要求する種のようで、
ジブンの苦手分野です。
落ち着くまではケースの中にいてもらいましょう。