N. tenuis(テヌイス)
コロコロとしたピッチャーが可愛いスマトラ系高地性ネペンテス。
といっても1000〜1200m程度の比較的低い標高の自生地のみ知られているようなので、
あまり気温を下げないでも良いみたいです。
日本でも育てやすいかもしれませんね。
ただ現時点では不人気のようで、あまり見かけません。
個人的には不思議です。
ジャンバンに通じる個性的なピッチャーに粘度が高い消化液。
いかにもスマトラ系のネペンテスという感が出ていて魅力たっぷりです。
ウチにある唯一の個体は、数ヶ月振りに紹介すると思います。
現在はこんな感じです。
はい、ピッチャー自体はあまり変化ありません。
大きさも変わらず、形もあまり変化していません。
多少、草体が上に伸びたくらいです。
ではなんで変わり映えのない個体を紹介するのか。
フフフ、実は大変良いことがあったのです。
根元付近の成長点から脇芽が出てきているのです。
先々週に見つけたのですが、脇芽の新葉がとても小さくて
ゴミか雑草に間違えそうでした。
その後成長を続け、無事に2枚目がでてきました。
まだか弱いので、傷つけたらおしまいです。
扱いには十分気をつける時期ですね。
見ての通りプラ鉢の外側に向かって生えているので、
気を付けないと悲劇が待っています。
脇芽の成長は早いので、1〜2ヶ月すると安心できるサイズになるでしょう。
主茎は徒長していますが、脇芽は締まった草体になることを期待しています。
数ヶ月後の脇芽の成長がとっても楽しみなのです。
コロコロロワーが早く見たいですね。