D. binata ver.multifida Extrema(ビナタ ムルティフィダ エクストレマ)

 

ドロセラ ビナタの系統で、捕虫葉が八又以上になります。

普通の刺股のビナタ同様、通常は成長して伸びてくると茎が垂れてくるのですが、

垂れてこないタイプをエクストレマと呼ぶようです。

 

ウチのエクストレマとして栽培し始めは普通の刺股だったのですが、

成長に伴い分岐が進みました。

現在のところ、草体はほぼ上を向いて歩こうのように感じが良いですね。

エクストレマと言ってもいいのではないでしょうか。

 

この鉢は低地性ネペンテスケース内で栽培していますが、

強い光の環境に移してから葉に赤みが出てきて

今ではすっかりレッドタイプになりました。

光に当たらなかった緑色の葉が左側に見えますね。

最初はどの葉も緑色だったのです。

 

また、同じケース内ですが、離れた鉢から突然ビナタが生えてきました。

この鉢は、うちに来てからだいぶ経っています。

一体どういうことでしょうか。

 

農園時代に偶然ビナタの種子が入っていたのでしょうか。

ビナタ系の種子繁殖は、刺股以外まずできないと聞いております。

 

ウチでビナタを根伏せしたこともないですし、

葉挿しもしていません。そもそもビナタに葉挿しができるのか未確認です。

真相はまったく分からず謎です。

 

でも、ドロセラに限ると

食虫植物栽培あるある

というケースではないでしょうか。

 

屋外栽培でも、ハエトリソウの鉢にドロセラ カペンシスが生えてきています。

一部のドロセラは、結構逞しいですね。