いやぁ、衝撃でしたドンッ

道尾秀介さんの「向日葵の咲かない夏」を読んだのですが、こんなミステリーがあったのか…、と私の今までのミステリー観は完全に覆されてしまいましたガーン

と言っても、私はそんなにミステリーを読むほうではないので、当てにならない感想かもしれませんが…

東野奎吾さんや、伊坂幸太郎さんの作品はそれなりに読んでいて、ほかにもちらほらミステリーを読んだことがある程度なので汗

そんな私にとっては、かなりの衝撃作でした!!

主観の世界で生きがちな私にとっては、ゾッとするような話で、登場人物たちの抱える痛みと狂気が、心にザクッと刺さりました。

主観の世界の歪み、といった点を捉えると、シャッターアイランドなんかが近い感じなのかな?

でも、それ以上の恐ろしさを私は感じました。

シャッターアイランドは、悲哀ややるせなさみたいなものの占める割合が大きかった気がするので。

ともかく、次は「シャドー」に挑戦するつもりですひらめき電球
今日は、お芝居を観に行ってきました音符

演目は「裏切りの街」

田中圭さんや松尾スズキさんの出演しているお芝居ですひらめき電球

題名から、あんまし愉快な内容ではないだろうな、と思っていましたが、不倫や浮気などの裏切りがメインのお話でしたDASH!

でも、そんなに暗いタッチでは描かれていなく、少しの笑いもあり…

特筆すべきは、舞台っぽさのないお芝居だったことかな?

どちらかというと、ドラマっぽい感じで、自然な演技やリアリティーに重きを置いた作品だったのかな、という印象を受けましたひらめき電球

一緒に行った人たちは、「なんだか人間不信になっちゃいそー」と言っていましたが、私は「愛すべきダメ人間」という感じが心に残りましたニコニコ
失恋した時の思い出ソングは?ブログネタ:失恋した時の思い出ソングは? 参加中



私の失恋ソングは、やっぱりGRAPEVINEの「望みの彼方」だ。

大学のときに大失恋をして、身も心もボロボロになって、その傷に蓋をしていたような時期にこの曲に出会った。

私にとって、きちんとつきあった初めての人で、自分と彼以外の世界をすべて消すくらいの破壊的な愛情だったと、今は思う。

そんな愛情に、彼も、そして彼以上に私自身が耐えきれなくなって、壊れてしまった。

当然の結果だった。

最後のほうは、彼を傷つけて自分も傷ついて、別れるしか道はないのに、足掻いて這いつくばって、悲惨なものだった。

彼は心底悲しい目をして、「俺にはもう救ってあげられない」と言った。

私は、もう自分を形作れないほど壊れてしまって、ちゃんとした別れもできずに、親元に帰された。

そして、私は蓋をした。

何もなかったふり。

傷ついた自分を忘れたふり。

ときどきそんな想いが暴れだすときは、隠れて独りで泣き喚いた。

そして、そんなときに「望みの彼方」に出会った。

崩れ落ちるかと思った。

どうしてこんな詞が書けるんだろう、と震えがきた。

悲惨な最後の時期の少し前、私たちが確かに越えた日々がそこには歌われていた。

蓋が開いた。

止まらなかった。

思い出したくなかったこと、忘れたくなかったこと、なんでもないようなささやかなこと、すべてが洪水のように私を飲み込んで、私をゼロに還した。

抱えこんで目を背けていたことに向かい合うと、しくしく痛むけれど、もう越えて行くのに十分すぎるほど、気づかないうちに時間は経っていた。

救われた、と言ってもちっとも大袈裟じゃない。

もう一度立ち上がって前に進むことができた。

だから、私にとって「望みの彼方」は特別な歌。

失恋ソングであり、再生の歌でもあるから。