6月18日(土)、浜松のライブハウス“おとぎ草子”で、東日本震災復興支援ライブがありました。


このイベントの収益88,500円を気仙沼写真救済プロジェクトに寄付頂きました。

ご参加ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。


私が7月14日に気仙沼を訪問し、同PJ責任者の高井さんに直接お渡しします。


用途は、主に燃料代です。高井さんはこの活動のために車で走り回り、また洗った写真を乾燥させる機械を運転するための発電機の燃料もガソリンです。機材や人手は方々から協力がありますが、活動には日々ランニングコストがかかります。協力者が増えるほど携帯で連絡をとる事が増え、その電話代もばかになりません。活動資金の捻出方法も検討されていますが、現在はご自身被災者の高井さんが自腹でやりくりされています。私が皆さんに協力頂いているカンパ活動は、そういう現状の中で、臨時的に高井さんの経費負担を軽減し、活動の支障を減らす事が目的です。


またもう一つの目的は、カンパ活動を通じて、より多くの人に写真救済プロジェクトを知ってもらい、そしてそれを通じて被災地の現状を知り、被災者の方々との連帯感を持ってもらう事です。


今回のイベントでも、自身が実際被災地に行かれている方、自前でリストバンドを作り販売した収益を赤十字を通じて寄付されている方等、それぞれの方法で被災地支援に取り組まれている方とお会いしましたが、「写真救済活動については初めて知った。でも確かに自分自身の経験から考えても、写真って大切なものですね」と言われました。


高井さんに電話すると、今日も約30人の方が現地で手伝ってくれているそうです。半分はボランティアセンターから派遣された方、残り半分はリピーター。リピーターの方々が初めて人を指導しているそうです。


おとぎ草子での今回のライブは、フォークからロックまで、皆さんハートのこもった元気な演奏でした。被災地への思いが充分感じられました。息子のゆういちも、気仙沼の避難所で3日間連続で弾かせて頂いたピアノの即興演奏を披露しました。皆さんに気仙沼の空気を少しはお届けできたと思います。