読書好きですが日本の有名な作家の作品を読んだ事無かった私。
中学高校の教科書で走れメロスと羅生門は知ってましたが、やんわりの記憶の中でしんどかったような記憶があります。
そのせいか太宰治とか芥川龍之介とか調べた事はあったのですが、2人とも波瀾万丈過ぎる人生を送っており、正直作品を読む機会を逃してた。読もうという気にならなかった。という感覚。
たまたま本屋さんに行って昔の作家さんの本がズラーっと並べられていて安かったので、つい手にとってしまいました。
本はどうしても紙媒体でしか読めません。
マンガはスマホで読めるけど、本は本でないと読めない派。
超有名な作品です。
短いのに、休憩いれながら3日くらいかかりました。
普段ならこれくらいなら1日で読んでしまいがちなのですが、この作品は一気に読めないと思いました。
読んだ直後の感想、心がゼヤンとした感じ笑。ズーンと沈むまでは行きませんが、この感覚、分かりますか?
この感覚苦手なんですが嫌いではない。好きかと言われると首を傾げる。好きなのかなぁ。東野圭吾作品好きなんですが、特に好きなのが白夜行という作品。長編なんですが、これもまた心がゼヤンとするんですよね。実は3回位読んでます。
後、絶対子供には読ませたくない小説にランクインする我孫子武丸の殺戮にいたる病。これも吐気を催す勢いの小説ですが、終わった瞬間2ターン目行くんですよね。
そのような感覚にさせられる作品。今日は休んで明日から多分もう一回人間失格も読みます。
太宰治という人は純粋なろくでもない人間だと思ってますが、純粋ゆえ苦悩に満ちた苦しい人生だったのかなと。幸せだと感じたら不安になり苦しむの繰り返しだったのかなと。多分もっと奥が深いし、語り尽くせないです。
太宰治の周りにいた女性達にとってはろくでもない部分も含め魅力的だったんでしょうね。
愛人と心中って、、自殺未遂ばかりするって、、本当にろくでもないと、むしろ嫌いくらい思ってましたが、作品読むと見え方ガラリと変わるって、やっぱり凄い人だったんだと思います。
次はもう1人の愛人の日記を読んで書いたっていう斜陽も読みたいものです。
私も太宰治に惹かれていってるのかも、、