緊張しない方法とは
撮影:ThisIsEngineering
私は人前で緊張しない…と思い込んでいます。
手を挙げたり、プレゼンテーションをしたりすることに対して抵抗はありませんが、話し始めた瞬間に耳が熱を帯びたり、心臓がドキドキしたりすることはあります。
ただ、緊張しすぎて何も話せなくなってしまったり、その場で硬直してしまったりすることはありません。
それは何故でしょうか
自信をつける
結論から申し上げますと、十分すぎるほどに準備をすることが大切です。
プレゼンテーションであれば、作った資料をもとに声に出して反復練習を行います。
私の場合は溜まった唾を何度も何度も飲み込んで、痰が絡み始めるほどに話して話して話してやっと身につきます。
身についてしまえば、緊張してもスラスラと言葉が出てきますし、何より自信に繋がります。
「あれだけ練習したのだから大丈夫」
この自信が、緊張を和らげてくれるのです。
練習のポイント
前述の通り、プレゼンテーションにおいても、面接においても、何かしらの発表においても、練習をする場合には声に出すことが重要です。
イメージトレーニングも大切ですが、イメージと一緒に実践練習も行う必要があります。
「セリフを考えておいたから大丈夫」
「質問に対する答えを準備してきたから大丈夫」
ではありません。
イメージをしながら声に出して練習をすることで、本番もそのセリフに慣れ親しんだ口は動かしやすくなります。
また、資料を作って可視化するのも良いでしょう。
誰かに見せるものでなくても、自分の脳内を整理することに役立ちますし、何を話すつもりだったのか忘れた時に資料が頭に浮かんで思い出しやすくなります。
台本などを作る場合には、一言一句覚えるのではなく、要点を覚えるようにしましょう。
これを意識すると、台本は自然とテキストではなく図に置き換わります。
文字がバラバラに脳内を浮遊することが無くなるでしょう。
十分すぎるほどに準備をするというのは、
「こんなこと聞かれないでしょ」
「とりあえず考えておけば大丈夫でしょ」
という油断を無くすという意味です。
私は面接練習などの時に、
「もしかしたらこんな風に深堀りされるかも」
と想定しながら練習を行います。
そうすることで、文言は違えど、実際に想定していた内容の質問をされたり、違う質問でも、頭が上手く回転してすんなりと答えられたりすることがあります。
ちなみに質問を想定するときは、「よくある質問」のような誰でも出来る質問ではなく、相手の人柄や性格、口調などをある程度決めておくと良いでしょう
例えば、
- 上昇志向の圧迫面接官
- フレンドリーなタメ口面接官
- 細かいところまで切り込んでくる面接官
- 流れを途切れさせるマニュアル通りの面接官
最後に
どうしてもヤバい!という時は、いっその事、自分の心臓の音に耳を傾けましょう
ドキドキドキドキしている音を聴くというよりは、深呼吸して息を吐いた時に心臓がゆっくりと脈うつ音を聴きましょう。
少し気が休まると思いますよ