本棚紹介
幼い頃から本を読むことが好きだったので、親が沢山買い与えてくれました。
昔から本は大事に読むタイプだったので、綺麗な状態で残っています。
断捨離は出来ても、本って捨てられないんですよね…。
ということで、絵本・児童書コレクションをご紹介します!
絵本
『おおきなかぶ』
アレクセイ・ニコラヴィッチ・トルストイ再話,内田莉莎子訳,佐藤忠良画,福音館書店,1966年
かなり有名な作品ですよね。
子どもの頃に読んでもらったという人も多いのではないでしょうか?
私自身、保育所の先生や親に読んでもらった記憶がありますし、年長の時に下の子たちに読んであげた思い出もあります。
お遊戯会などでも題材に使われますよね。
かぶのぬいぐるみを皆で引っ張ったこと、忘れません🥲
『ルリユールおじさん』
伊勢英子作,理論社,2006年(講談社,2011年)
大きな木の絵を気に入って買って貰ったと記憶しています。
今思えば、この頃から読書と絵を描くことが好きだったのですね…。
お気に入りの図鑑がバラバラになってしまった女の子。
新しい図鑑を買うのではなく、どうしてもこの図鑑を直したい。そんな女の子が「ルリユール」という「本のおいしゃさん」を尋ねるお話です。
ルリユールおじさんもまた、女の子に出会うことで、自分の人生を振り返ります。
説明はほとんどなく、絵と少ないセリフのみで構成されたこの作品は、読者に静かな時間と温もりを与えてくれます。
私が中学生の時、国語の教科書に『旅する絵描き:パリからの手紙』が掲載されていました。
挿絵のタッチや、ルリユールおじさんのシルエットですぐに続編だと気がつきました。
(正確には、エッセイ本の一部だそうです。)
偶然の巡り合わせですね。
授業で取り扱われることがとても嬉しかったのを覚えています。
ちなみにそのページ、切り取って絵本に挟んでいます😊
『バムとケロのにちようび』(1994年)
『バムとケロのそらのたび』(1995年)
『バムとケロのさむいあさ』(1996年)
『バムとケロのおかいもの』(1999年)
『バムとケロのもりのこや』(2011年)
島田ゆか作/絵,文溪堂
大好きなシリーズです。
LINEスタンプもポチッとしました。
可愛らしいキャラクターと、ゆる〜い雰囲気が良いんですよね😆💕
小さい子たちを探すのも楽しみの一つです。
もりのこやを買った時に、ケロちゃんのパンケーキパンキャンペーンが終わっていたことが悔やまれます…。
『くまとやまねこ』
湯本香樹実文,酒井駒子絵,河出書房新社,2008年
仲の良かった「ことり」を亡くしてしまった「くま」のお話です。
モノクロの絵とお話の内容からして、対象年齢は高めです。
くまの喪失感を、モノクロの絵で表現しています。
やまねこと出会ったことで、くまの心がどう色づいていくのか、ぜひ読んでみてください。
『くいしんボンのドーナツ』
丸山もも子,鍬本良太郎作/絵,小学館,2005年
でっこぼっこフレーンズ🎶
でお馴染みのくいしんボン。
懐かしいですよね。
リズミカルな文と美味しそうなドーナツの絵が好きで、お気に入りでした。
ただ、大きくなるとわかることですが、読み聞かせが難しい絵本です。
なにせコミカルかつリズミカルに読まなければなりませんから。
うんちで笑えてしまう年頃の子にお尻ネタはテッパンですね。
『もったいないばあさんが くるよ!』
真珠まりこ著,講談社,2005年
まさに私世代。
絵描き歌が流行りましたよね。
小さい頃は、タイトル的に『おしいれのぼうけん』(古田足日,童心社)的な怖いおばあちゃんを連想したのですが、内容はおばあちゃんの知恵を集めた絵本という感じでした。
大根の葉っぱやたんぽぽなど、未だにインパクトを残す豆知識が集まっています。
『いちねんせい』
谷川俊太郎詩,和田誠絵,小学館,1987年
小学生になる時に買って貰った絵本です。
当時はまだ詩の面白さを理解出来なかったので、あまり好きではありませんでした。
ただ、逆上がりのシーンは覚えています。
ワニが泳いでいるから、失敗出来ない!という気持ちで挑むと成功するという教訓が描かれた場面です。
小学校に上がると、逆上がりが出来るようにならなければいけないというイメージがあったので、印象に残っていました。
意外と古い作品だったのですね。
今でも愛されている作品です。
『メイシーちゃんのおうち』
ルーシー・カズンズ作,五味太郎訳,偕成社,1996年
大好きなしかけ絵本。
絵本が家の形になっていて、メイシーちゃんを使ってお人形遊びが出来るようになっています。
『メイシーちゃんのあたらしいおうち』は持っていないので、ぜひ手に入れたいですね。
『おいしいな!』
きむらゆういち作,せべまさゆき絵,小学館,2002年
ご飯を食べているかのように動物たちの口を動かすことが出来るしかけ絵本です。
お弁当をみんなで分け合う優しさに溢れた作品です。
『ここからおいしいよかんがするよ』
たな絵/文,パイインターナショナル,2021年
昨年購入した絵本です。
発売日に買いに行きました。
読むとあたたかい気持ちになります。
「ここからおいしいよかんがするよ」「ぱかっ」
というように、蓋を開ける動作を繰り返す絵本なのですが、ご飯がとても美味しそうですし、家族の優しい雰囲気が心を穏やかにしてくれます。
昨年買ってよかったものランキング第1位です。
『おじいちゃんとパン』も買ってみようかしら…。
『はながぴくぴく』
ジェーン・カブレラ作,くどうなおこ訳,小学館,2001年
色んな動物のお鼻が登場します。
最後のページに鏡が付いているので、自分のお鼻が映るようになっています。
赤ちゃん絵本特有のシンプルな内容と繰り返し表現が魅力です。
『にじいろのさかなとおともだち』
マーカス・フィスター作,講談社,2005年
『にじいろのさかな』は四角い絵本ですが、この絵本は「にじうお」の形をしています。
鱗の部分はラメ加工されています。
にじうおの1日を描いた作品です。
内容よりも絵を楽しむ仕様になっています。
『にんぎょひめ:世界名作ファンタジー 10』
高橋信也,大野豊絵,平田昭吾文,ポプラ社,1985年
プリンセスの中でも、人魚姫が1番好きでした。
最後のページと『フランダースの犬』を重ねて覚えていました。
ちなみに今は人魚姫よりも、そのお姉さん達の方が好きです😂
『おしりかじり虫:うたとおどりのほん』
うるまでるび作,主婦と生活社,2007年
くいしんボンの話でもありましたが、お尻やうんちが好きな年頃に購入した本ですね…。
文は全て「おしりかじり虫」の歌詞になっています。
アニメーションを絵本に落とし込んだ形ですね。
未だにあのメロディを覚えていますよ😁
おしりかじり虫〜🎶
『はりねずみハリー:あたらしい ともだち』(ワンダーおはなし絵本)
木村泰子作/絵,世界文化社,2005年
生態系と友情のミスマッチをお話にした作品。
妹と友達を引き離したい!
一体どうすればいいの?!という葛藤を描いています。
『きつねのホイティ』
シビル・ウェッタシンハ作,松岡享子訳,福音館書店,1994年
海外の文化が詰まった作品です。
変わった食べ物や衣装に興味を示す子どもも多いはず。
実際、高校生の頃に委員会の一環で、園児に読み聞かせをしたことがありますが、お話の中に登場する食べ物に興味津々でした。
ぜひ読んでみてください。
『friends もののけ島のナキ:とびだす立体映画絵本』
白組×遠山式立体表示研究所著,小学館,2011年
映画を観に行くと、ほぼ必ずパンフレットを買って帰るのですが、この映画の場合は絵本を買って帰りました。
青と赤のお馴染みのメガネが付いた3D絵本です。
メガネをつけながら読むと絵が立体的に浮かび上がります。
まずは映画を観てみてくださいね。
『フトッチーニとホソッチーニ:ふゆ クリスマスの巻』
ケロポンズ作,にしむらあつこ絵,教育画劇,2006年
盗みを働くために忍び込んだ孤児院で、サンタになりきる兄弟を描いています。
度々逃げだそうと考えますが、子どもたちに後ろ髪を引かれてしまいます。
泥棒兄弟がどんな波乱を巻き起こするのか。
ぜひ読んでみてください。
『100万回生きたねこ』
佐野洋子作/絵,講談社,1977年
以前ちらっとお話しましたが、猫の絵を描いたお礼に頂いた絵本です。
読んだ人が涙してしまうことで話題でしたね。
(ちなみに私は泣けませんでした…)
命が絶えることの悲しみを知らないねこが、愛するねこと出会うことで、その感情を知る物語です。
何度も読むことが大切かもしれませんね。
つづく
読み物編に続きます!