
連日帰宅後の深夜に頑張って発表用の資料や原稿を作っていて、「前日にはリハーサルをしようね」と言っていたのに、入浴後にAD君に授乳しながら爆睡してしまった私。(ちゃんと出来るかしら?)と不安なまま本番を迎えハラハラしておりました。
が、そんな心配はご無用でした。

「アフリカというと、どんな事をイメージしますか?」
という質問に、元気に手を挙げる子供たち。

質問と応答をしながら、写真と図で説明が加わっていきました。
ただ一方的に話すだけではなく、質問を交えることで子供たちの興味を引き出しつつ、一体感とリズムが生まれ、とってもいい感じ~

食べ物、スポーツ、建物、文化、学校生活、、、
とテーマ毎に話は進み、
マリ共和国の特別に大使も参加され、大使・大使館の仕事の紹介もありました。
とても印象的だったのは、
マリでは夏休みは雨季のために7~9月と3ヶ月間も夏休み、
また学校の昼休みが12~15時で学校給食は無く、暑さの為にお昼は一旦帰宅して昼食・昼寝をし、また15~17時に登校・勉強する、
学校でも教室のない青空学校が沢山あり、雨の日は学校がお休みだったり、勉強をしたくても経済的な事情で学校に通えない子供が沢山いる、

マリ共和国人の識字率は46%、就学率64%、日本は共に世界一のほぼ100%。
毎日当たり前の様に学校へ行けて、綺麗な校舎で勉強できる環境、両親・先生に感謝して、一生懸命勉強してください、という言葉はとても胸に刺さりました。
その後、「アフリカの音楽を体験しよう」
ということで、勤務先の東京かんかんから借りて来たジャンベとカリンバで音楽セッション。
楽しそうにジャンベを叩く子供たちの笑顔が忘れられない一日となりました。

聞けば、こちらの小学校ではこのような機会を設けるのは初の試みで、ISと担当の先生がお友達だったことがご縁で、今回の実施に至ったのだとか。
子供たちにとって早いうちから世界を意識するのは、可能性を大きく広げるチャンス。
何かのきっかけになったことを願った一日でした。

